ワールドトリガーという作品では、中距離で戦うガンナー・シューターというポジションがあります。
ガンナートリガーを使う隊員は、銃から弾(トリオン)を打ち出すガンナー(銃手)。
手元からトリオンキューブを出して、弾を射出するシューター(射手)の2つに分けられています。
このページでは
- ガンナーのトリガーと弾の種類
- ガンナーとシューターの違い
についてまとめました。
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ガンナーのトリガー構成
ガンナー・シューターの主な戦い方は、射程の長さを活かし、離れたところから相手を攻撃、
または相手の動きを制限して味方の攻撃をサポートします。
射程が短いアタッカーや、個人で強い相手に不利な条件で戦わせることが可能です。
ガンナー・シューターの基本的なトリガー構成は、4種類の弾を自分の戦闘スタイルに合うように、組み合わせて使用します。
ガンナー・シューターの隊員の多くは、4種類の中から2~3種類の弾を選び、戦況に合わせて使い分けています。
4種類の弾を全て使用している隊員は太刀川隊のシューター・出水公平だけです(2022年7月時点)。
また、ガンナーは役割や戦闘スタイルにより、拳銃や突撃銃など使用している銃が異なります。
ガンナーが使用する銃のタイプ・種類一覧
ガンナーが使用する銃のタイプ・種類は、5種類。
- 拳銃(ハンドガン型)
- 突撃銃(アサルトライフル型)
- 機関砲(ガトリング砲)
- 擲弾銃(グレネードガン)
- 散弾銃(ショットガン)
ひとつずつ詳しく解説していきます。
拳銃(ハンドガン型)
拳銃(ハンドガン型)は、他の銃と比べると小さく片手でも扱える銃です。
拳銃を使うガンナーは1人でも強い隊員や、近距離で味方と連携して戦う傾向があります。
拳銃を使う主なガンナーは、
- 弓場隊隊長 弓場拓磨
- 草壁隊 里見一馬
- 柿崎隊 巴虎太郎
がいます。
弓場は他のガンナーと比べると射程は短いですが、そのぶん威力が高い攻撃ができます。
巴は、ワールドトリガーのB級ランク戦ROUND5で柿崎隊の隊員と連携して空閑遊真を落とそうとしていました。
突撃銃(アサルトライフル型)
突撃銃(アサルトライフル型)は両手で持つことが多いですが、連射性能が高く当てやすい銃です。
突撃銃を使うガンナーは一定の距離を置いて味方と攻撃を行うか、あるいはエース(ワールドトリガーのB級ランク戦で主に点を取る隊員のこと)のサポートに徹する傾向があります。
突撃銃を使う主なガンナーは、
- 二宮隊 犬飼澄晴
- 鈴鳴第一(来馬隊)隊長 来馬辰也
- 香取隊 若村麓郎
がいます。
犬飼、来馬、若村の3人はそれぞれが所属している隊のエースのサポートをしている場面が多いです。
また、犬飼と若村の銃の形は同じですが、犬飼は若村の師匠で射撃を教えています。
銃の形からガンナー同士の繋がりを見ることができるところも、ワールドトリガーという作品の魅力だと言えるでしょう。
機関砲(ガトリング砲)
機関砲(ガトリング砲)は、突撃銃よりも連射性能が高く、一度に多くの敵を倒すことができる銃です。
しかし、かなりの重量があり、とり回しがキツいため扱うのが難しい銃ではないかと思われます。
実際、機関砲を使うガンナーはいません。
玉狛第一(木崎隊)隊長で、パーフェクトオールラウンダー・木崎レイジが機関砲の唯一の使用者です。
擲弾銃(グレネードガン)
擲弾銃(グレネードガン)は、ボーダー隊員のガンナーが使用している銃で一番射程が長い銃です。
基本的な戦い方としては、曲射砲撃で遠くの相手の動きを制限することができます。
擲弾銃の欠点は、連射性の低さや、自分の位置がすぐにバレてしまうことです。
擲弾銃を使う主なガンナーは、
- 影浦隊 北添尋
- 早川隊 丸井星司
です。
2022年5月時点では、早川隊・丸井星司も擲弾銃を使うようですが戦闘スタイルは明らかになっていません。
散弾銃(ショットガン)
散弾銃は、瞬間火力が高い銃です。
相手との距離が近ければ近いほど、有効な攻撃になります。
しかし、射程が他のガンナーの銃より短いため、遠距離での撃ち合いには向いていません。
散弾銃を使うガンナーは2人だけです。
- 諏訪隊隊長 諏訪洸太郎
- 諏訪隊 堤大地
諏訪と堤が一緒になって集中砲火は、とても火力が高い攻撃となっています。
ガンナー用トリガーの種類一覧
ガンナーは先述した銃を使ってトリガーを射出しますが、次では射出する弾(トリガー)の種類を紹介します。
弾トリガーの種類は4つ。
- アステロイド
- ハウンド
- バイパー
- メテオラ
アステロイド
アステロイド(通常弾)は、4種類ある弾の中で一番威力が高い弾です。
他の3つの弾と違い特殊な効果はついていません。
ですが、アステロイドは威力が高く、シンプルな性能でとても扱いやすい弾です。
弾を一点に集中させて攻撃することで高い攻撃力を発揮します。
ワールドトリガーの主人公の1人である玉狛第二(三雲隊)隊長のシューター・三雲修が、B級隊員に昇格して初めて使ったガンナー・シューター用の弾がアステロイドになります。
他にも多くのガンナー・シューターがアステロイドを入れており、使いやすい弾であることが分かります。
ハウンド
ハウンド(誘導弾/追尾弾)は、相手を自動で追う弾です。
攻撃、攪乱、牽制、相手を自分が有利な場所に動かす等、あらゆる方法で使用されます。
ハウンドは、2つの方法を使用して相手を追尾します。
- 探知誘導 …トリオン(生体エネルギー)を探知して追う
- 視線誘導 …視線で相手を追う
ハウンドは追尾設定に強弱をつけ、弾を散らして相手を追うことで本領を発揮するものです。
特に、ワールドトリガーのB級ランク戦ROUND8では、二宮隊隊長のシューター・二宮匡貴がハウンドの追尾設定を活かす戦い方をしていてとても印象的でした。
ハウンドは使い方次第で、様々な応用が利く弾だと思います。
バイパー
バイパー(変化弾)は、ハウンドよりも自由に弾道を設定できる弾です。
壁などを避けて、相手を奇襲することに適しています。
ですが、弾道のコントロールは、ハウンドよりも難しいです。
バイパーを使う隊員のほとんどが、あらかじめ設定した弾道を戦況に応じて使用しています。
リアルタイムで弾道を設定できる隊員は、今のところ3名。
- 太刀川隊のシューター 出水公平
- 那須隊隊長のシューター 那須玲
- 玉狛第二(三雲隊) ヒュース
バイパーは、思わぬ方向から相手を攻撃できるため、使いこなせば相手の意表を突く弾です。
メテオラ
メテオラ(炸裂弾)は、爆発して広範囲を攻撃できる弾です。
ワナとして設置する、隠れて見つからない相手をあぶり出すという使い方が多く見られます。
メテオラの欠点としては、攻撃範囲が広いため味方を巻き添えにしてしまう可能性や、着弾前に攻撃を受けて自分が爆発に巻き込まれる場合があることです。
実際に、ワールドトリガーB級ランク戦ROUND8で玉狛第二(三雲隊)のスナイパー・雨取千佳が自分のメテオラを攻撃されたため、爆発に巻き込まれてしまいました。
メテオラは、味方を巻き込まないように攻撃すれば広範囲を攻撃できるため、複数の相手を一掃することも可能な弾です。
ガンナー用のオプショントリガー一覧
ワールドトリガーでは、メインとなるトリガーの他に、補助的な役割を果たすトリガーをセットすることが多いです。
ここではガンナー用のオプショントリガーを2つ紹介します。
- 鉛弾(レッドバレット)
- スタアメーカー
鉛弾(レッドバレット)
鉛弾(レッドバレット)は、相手に重量のある弾を撃ち込んで動きを制限するガンナー用のオプショントリガーです。
直接相手にダメージを与えることはできませんが、シールド(防御用トリガー)をすり抜けて相手に当てることができます。
鉛弾は、とても便利なオプショントリガーだと感じている人もいるでしょう。
しかし、鉛弾はトリオン消費が激しく、弾を重くする効果にかなりのトリオンを費やしているため弾速が遅いことが欠点です。
使用している隊員は、
- 松代隊隊長 松代仁(戦闘スタイルは不明)
- 三輪隊隊長 三輪秀次
- 玉狛第二(三雲隊) 雨取千佳
です。
三輪は相手に接近して鉛弾を撃つ、千佳はスナイパーライフル「ライトニング」で弾速を底上げするという工夫を行い、鉛弾を使いこなしていますね。
鉛弾には欠点があるものの、うまく使いこなせれば大きな隙を生み出せるオプショントリガーです。
スタアメーカー
スタアメーカーは、相手に命中した部分に印をつけることができるオプショントリガーです。
主に隠密戦闘が得意な手段になっています。
スタアメーカーを使う主なガンナーは、
- 諏訪隊隊長 諏訪洸太郎
- 諏訪隊 堤大地
- 早川隊 丸井星司
です。
スタアメーカーが活躍した場面は大規模侵攻編にてボーダー本部で行われたエネドラとの戦闘中、ダミーを無効化するために使用されました。
スタアメーカーは、隠密行動やダミー戦法など、特殊な戦いを仕掛けてくる相手に有効なオプショントリガーです。
ガンナーとシューターの違い
ガンナーとシューターの大きな違いは銃を使って戦うか、銃を使わずに戦うかです。
- 銃を使って戦うのが、ガンナー
- 銃を使わずに戦うのがシューター
ガンナーは安定した戦い方がしたい人、反復練習が苦にならない、むしろ得意である人に向いているポジションです。
シューターは頭の回転が速く、様々な発想・工夫でどんな戦況にも対応できる人に向いています。
ガンナーのメリット・デメリット
ガンナーのメリット
- 使いやすく、訓練すればするほど命中精度が上がり、反射で撃てるようになること。
- 銃には、射程を延ばす補助機能がついていること。
ガンナーのデメリット
- 両手が欠損してしまうと銃が持てず、攻撃に参加できないこと
ガンナーは銃を使うため、安定した戦い方ができます。
しかし、両手がなくなってしまうと銃が持てない点には要注意です。
対策として、二宮隊の犬飼澄晴がシュータータイプのハウンドを入れています。
シューターのメリット・デメリット
シューターのメリット
- 弾の「威力」、「射程」、「弾速」を戦況に応じて細かく設定できる
(例:威力30、射程20、弾速50といった具合に設定できます。) - 2種類の弾を組み合わせて、更に強力な効果を持つ合成弾を使用できる
シューターのデメリット
- 弾の設定や合成に時間がかかり、大きな隙ができる
シューターは、弾の設定を細かくいじることでどんな戦況でも臨機応変に戦うことができます。
デメリットは、弾の設定や合成に時間がかかるため、その間に大きな隙ができること。
対策として、ワールドトリガーB級ランク戦ROUND3で那須隊隊長・那須玲が合成弾を使っていました。
合成弾を作る時は、塀などの遮蔽物の影に隠れて合成を行っています。
【おわりに】ワールドトリガー・ガンナーの銃とトリガーの種類まとめ
今回は、ワールドトリガーに登場するガンナーのトリガーや銃のスタイル、ガンナーとシューターの違いについてまとめました。
ガンナーが使用する銃のタイプ
- 拳銃(ハンドガン型)
- 突撃銃(アサルトライフル型)
- 機関砲(ガトリング砲)
- 擲弾銃(グレネードガン)
- 散弾銃(ショットガン)
ガンナー(とシューター)の弾トリガー
- アステロイド
- ハウンド
- バイパー
- メテオラ
ガンナー・シューターが使うトリガーから何を選ぶかで、ガンナー・シューターの隊員たちの個性が戦闘スタイルに反映されていて面白いですね。
また、ガンナーとシューターの違いについても、隊員たちの性格や得意なことが戦い方から見えてきました。
まだ、戦闘シーンが描かれていないガンナー・シューターもいますので、彼らの今後の戦い方に期待しましょう。