「週刊ヤングマガジン」で連載されている「月曜日のたわわ」は、通常版の単行本に加え、青版と呼ばれる書籍があります。
また、「月曜日のたわわ」は元々Twitterでアップされていたイラストが原作で、作者がコミックマーケットなどで販売していた「同人誌版」も存在しています。
同じタイトルなのに「青版」「通常版」「同人誌版」と3パターンあると、どれを購入したら良いか迷ってしまいますよね。
そのため「青版」「通常版」「同人誌版」それぞれの違い・特徴などをご紹介します。
このページでは
- 「青版」「通常版」「同人誌版」それぞれの違い
- 「青版」「通常版」の6つの違い
- 「商業版」と「同人誌版」の違い
- 「青」の理由
などをまとめています
【月曜日のたわわ】青版・通常版(単行本サイズ)・同人誌版の違いは何?
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「月曜日のたわわ」には青版・通常版・同人誌版の3種類あり、それぞれに特徴があります。
月曜日のたわわ 青版 | 同人誌のサイズ(B5判)で、表紙・中身ともに青い印刷になっている。カバー・帯は無く、描き下ろしページ有り |
月曜日のたわわ 通常版(単行本) | 同人誌のキャラクターなどは同じで、ストーリー付けされたもの。カバー・帯有り |
月曜日のたわわ 同人誌版 | Twitterで公開したイラストや漫画をまとめたもの |
「月曜日のたわわ」の青版は、同人誌ファンに向けた仕様になっており、同人誌と同じサイズ(B5判)になっているのが特徴的です。
また、印刷色もすべて青色となっています。
中身は通常版とほぼ同じですが、青版には描き下ろしが載っています。
同人誌版の「月曜日のたわわ」は、原作者がTwitterで公開したイラストが収録されています。
【月曜日のたわわ】商業版と言われる青版と通常版(単行本サイズ)の6つの違い
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「月曜日のたわわ」の青版と通常版は、「商業版」とも言われています。
商業版である青版と通常版の大きな違いは、
- 表紙の絵
- ページの色
- サイズ
- 価格
- 描き下ろしの有無
- カバー・帯の有無
の6つがあります。
1:表紙の絵
見た目の大きな違いとして、表紙が異なっています。
同じ漫画なのに表紙が異なっているというのは、珍しい仕様だと思います。
表紙の女の子は同じですが、ポージングなどが違っていて異なる表紙になっています。
例えば6巻はどちらも「ジト目ちゃん」というキャラクターが表紙です。
しかし、通常版では巫女装束姿、青版では弓道着姿となっており、ポージングも違っています。
一見すると、同じ漫画の同じ巻だとは思わないですよね。
2:ページそのものの色
「月曜日のたわわ」の通常版と青版では、ページそのものの色も異なっています。
通常版は表紙がカラーで、中身は白黒となっています。
多くの漫画と同じですね。
一方、「月曜日のたわわ」青版は、表紙も中身もすべて青印刷で、Twitterに載っている原作者のイラストと同じ色(青)になっています。
3:本のサイズ
「月曜日のたわわ」の通常版と青版は、本の大きさ(サイズ)そのものも異なっています。
通常版は多くの単行本の漫画と同じく、B6判サイズです。
青版はB5判で、B6判2冊分のサイズになっています。
これは多くの同人誌と同じサイズなので、同人誌を意識したサイズだといえます。
4:販売価格
「月曜日のたわわ」の通常版と青版は、値段にも違いがあります。
通常版は巻によっても違いがありますが、693円~759円(税込)で販売されています。
一方、青版は1,000円(税込)です。
青版の方が通常版よりも300円程度高めの価格となっていますが、個人的には印刷の仕様やサイズを考えると、割高とはいえないと思います。
5:青版には描きおろしのイラストがついている
「月曜日のたわわ」の青版には、描き下ろしイラストが収録されています。
その他の内容は通常版と同じ収録内容となっていますが、ファンにとっては描き下ろしイラストが収録されているのは嬉しいですよね。
6:通常版はカバー・帯がついている
「月曜日のたわわ」通常版には表紙のカバーと帯が付いていますが、青版には付いていません。
青版は同人誌のような書籍感が特徴なので、多くの同人誌と同じようにカバーや帯が付いていない仕様となっています。
【月曜日のたわわ】商業版(青版・単行本サイズの通常版)と同人誌版は中身が違う
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「月曜日のたわわ」には商業版である、青版と通常版の他に「同人誌」版と呼ばれるものが存在します。
しかし、中身は商業版とは全く異なるものです。
「月曜日のたわわ」は、元々はTwitterにアップロードされていたイラスト・漫画でした。
原作者の比村奇石氏が同人サークル「比村乳業」の同人誌としてコミックマーケット(コミケ)などで販売され、これが「同人誌版」と言われています。
一方、「週刊ヤングマガジン」で連載している漫画版の「月曜日のたわわ」を書籍化した青版と通常版は、「商業版」と言われています。
「商業版」と「同人誌版」は簡単にいえば、パラレルワールドに近いものになっています。
同じキャラクターであっても世界観や登場人物との関係性が違っているのです。
【月曜日のたわわ】なぜ「青」版なのか?
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「月曜日のたわわ」はなぜ青で印刷された「青版」があるのでしょうか?
作者の比村奇石氏がTwitterにアップするイラストの多くが青で描かれているため、「青版」が出版されたと思われますが、なぜ青なのでしょうか?
比村奇石氏が「青で描かれている理由」について語っている記事がありました。
あの青を使い始めたのは特に考えあってのことではありません。この色で描くと調子がいいというジンクスから原稿の下描き用の色として使っていたものです。青は集中力やリラックスをもたらす色らしいので、そういう効果のせいかもしれません。Twitterに投稿するラクガキの色として使う内に、トレードマーク的な意味合いで定着していった感じです。
「月曜朝の社畜諸兄にたわわをお届けします」 Twitterの人気コンテンツ“月曜日のたわわ”はどうやって生まれたか、漫画家・比村奇石さんに話を聞いた - ねとらぼ
記事によれば、「青で描くと調子が良い」ことと「トレードマーク」の意味だったようですね。
まとめ
「月曜日のたわわ」は商業版と言われる「青版」および「通常版」、原作と言われる「同人誌版」があります。
「青版」は同人誌と同じサイズ(B5判)で、青色で印刷されている仕様になっており、描き下ろしも収録されています。
全部購入して集めてみるのも良いですし、「青版」「通常版」「同人誌版」のどれか好きなものだけを購入するのもいいですね。