
金獅子のシキとの戦いを描いた映画「ONE PIECE FILM STRONG WORLD(ワンピースフィルム・ストロングワールド)」。
映画の最後で、ナミがトーンダイヤルに入れた言葉が流れますが、「よく意味がわからなかった」と感じている方もいるのではないでしょうか。
このページでは、ナミがトーンダイヤルに吹き込んだ「必ず助けに来て」のセリフの意味をまとめました。
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【ワンピースフィルム・ストロングワールド】トーンダイヤルに入れたナミのメッセージの意味は?
— 『ONE PIECE FILM RED』【公式】 (@OP_FILMRED) August 13, 2022
必ず、助けに来て
━ ナミ ━#みんなでワンピース pic.twitter.com/OW2h2q2CSM
前半の「シキの一味で航海士をする」「ルフィたちが逆らっても勝てない」「命を落とす」などはシキに半ば強制的に言わされた言葉です。
直前に仲間たちが「あの状況では、ああするしかなかったと思う」と言っていたとおり、シキに見張られた状態でナミはメッセージを吹き込んでいました。下手なことを言うと仲間に危害が及ぶ可能性があったため、おとなしく従ったのでしょう。
そして最後の「これだけ言っておきます、必ず助けに来て」は、ナミなりの「仲間への信頼の言葉」です。
原作を最初から読むとわかるのですが、仲間になる前のナミはルフィたちに頼ることができませんでした。
しかし、今回のストロングワールドでは「助けて」と素直に頼っており、
- 頼れる仲間がいること
- ナミの成長(素直に頼れるようになった)
ことが描かれています。
なぜ最後の一言「これだけ言っておきます、必ず助けに来て」がナミの成長・仲間への信頼を表しているのか?
今回映画「ワンピースフィルム・ストロングワールド」の一連の流れは、セルフオマージュです。
「ストロングワールド」でナミが言った「助けて」という言葉には、ナミ自身が「助けて」と言えるようになったこと、「助けて」と言える仲間ができたことを意味しています。
そもそも今回のストロングワールドと、原作のアーロン編は対比になっています。
ストロングワールド | アーロン編 | |
---|---|---|
敵 | 金獅子のシキ | アーロン |
人質 | イーストブルー | ココヤシ村 |
ナミの行動 | 助けを求めた | 我慢して従っていた →最終的にルフィに助けを求めた |
アーロン編といえば、ナミが麦わらの一味に入るきっかけとなったお話です。
アーロン編の時のナミは、我慢してお金を貯めればいつか解放されると信じて、誰にも助けを求めずアーロンに従い続けました。
しかし、結果的にはアーロンに裏切られてしまい今までの我慢も水の泡。
どうにもならなくなってルフィに助けを求めました。
つまり、以前のナミであれば金獅子のシキに黙って従っていたでしょう。
しかし、今回のストロングワールドではすぐに仲間に助けを求めていました。
今のナミには「助けて」と言えるほど信頼できる仲間がいるからです。
今までのナミの成長、仲間との信頼関係などが、この「助けて」という言葉に詰まっています。
ナミの言葉はシキに聞こえていなかった?
— 『ONE PIECE FILM RED』【公式】 (@OP_FILMRED) August 13, 2022
本作でのキーアイテム・トーンダイアル。
トーンダイアルに吹き込まれたナミの言葉が、
物語を大きく動かす。
尾田先生が描いた本ポスターのナミにも注目!#みんなでワンピース#ONEPIECE#ストロングワールド pic.twitter.com/niQQbY021y
映画では、あのセリフをシキの目の前で入れたように見えますが、小説版だとシキの隙を見計らって最後の一言を入れたことがわかります。
そのため、最後の「必ず助けに来て」は聞こえていない設定です。
【おわりに】ストロングワールドのナミのメッセージの意味は?これだけ言っておきますは信頼の言葉まとめ
映画「ONE PIECE FILM STRONG WORLD(ワンピースフィルム・ストロングワールド)」で、ナミがトーンダイヤルに入れた言葉の意味についてまとめました。
最後の「これだけ言っておきます」以降のナミのセリフから、アーロン編以降のナミの成長・仲間との信頼関係がわかります。
アーロン編でナミがルフィに助けを求めたように、今回も同じ言葉をルフィに向けて言ったようですね。
一連の流れはアーロン編のセルフオマージュとなっていて原作ファンからすると胸熱なシーンでした!
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