「東京リベンジャーズ」コミックス21巻あたりから発動していた、タケミチの未来予知(未来視)能力。
未来に起きるであろうビジョンが一瞬見えるという能力ですが、まだ詳細については明かされていません。
このページでは、タケミチの新たな能力と言える未来予知(未来視)の発動条件や精度、いつから未来予知(未来視)能力が使えるようになったのかをまとめています。
東京リベンジャーズ第224話までの内容を含みますので、未読の方はネタバレにご注意ください
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【結論】花垣武道の未来予知(未来視)能力は、稀咲鉄太に触発されて獲得したものだと考察|まだ精度自体は不安定
結論から言うと、花垣武道の未来予知(未来視)能力は、稀咲鉄太に触発されたものだと思っています。
まず、私の考えではもう一人のタイムリーパーは半間修二。
半間は花垣武道と違い、「未来にしか行けないタイムリーパー」だと考察しています。
そして半間のトリガーが稀咲鉄太です。
稀咲鉄太にはトリガーに加えて未来予知(未来視)の能力があり、花垣武道は稀咲に誘発されて未来予知能力を獲得したと考えています。
花垣武道はもともとタイムリーパーで、そもそも超能力者としての素養があったのでしょう。
超能力者が、別の超能力者の能力に触発されて新しい能力を開花させる…という話は、一般的にはあまり出回る情報ではありませんが、超能力を真面目に研究している機関などではあり得る話のようです。
そして、武道の未来予知(未来視)の能力はまだ精度が低いです。
作中の描写を見ると、きっかけがあったときにのみ未来予知が発動しています。
自分で望む未来が見えるようになったり、断片的ではなく全体を通してビジョンが見えるようになったり、力をコントロールできるようになれば精度が高いと言えるでしょう。
花垣武道の未来予知(未来視)能力が登場したシーン一覧
花垣武道の未来予知(未来視)能力が発動した状況と回数は、以下のとおり。
回数 | 状況 |
---|---|
1回目 | 稀咲鉄太(きさきてった)を追い詰めた時のマンションの駐車場 (コミックス21巻) |
2回目 | 瓦城千咒(かわらぎせんじゅ)と一緒にセブンティーンアイスを食べた後に、駅でアイスの棒を受け取った時 (216話) |
3回目 | 10年前の2007年にリープしたのち、ドラケンの住居であるファッションヘルスのあるビルの4階 (217話) |
4回目 | 千咒とともに遊園地に行った時 (219話) |
初めて発動したときの状況を見ると、10年前にタイムリープしたから未来が見えるようになったわけではないです。
12年前の時点で、すでに未来予知(未来視)の能力が発動していました。
花垣武道の未来予知(未来視)に発動条件はあるのか?
花垣武道の未来予知(未来視)能力は、場所と物に誘発されているのではないでしょうか。
花垣武道の未来予知(未来視)は計4回確認されていますが、いずれも関わった場所・人に関連するビジョンを見ています。
初めて未来予知のビジョンを見たときは、稀咲と対峙している中、稀咲のビジョンを見ました。
2回目は、千咒から物を受け取ったときに千咒のビジョンを。
3回目はファッションヘルスにいた武道が、同じ場所(ファッションヘルス内)で起こるビジョンを見ています。
4回目は、2回目の時と同様に千咒と遊んでいるときに千咒 のビジョンを見ていました。
つまり、未来予知を見たときに一緒にいた人、もしくは未来予知を見たときに居た場所に深く関連するビジョンを見ていることになります。
花垣武道の未来予知(未来視)の精度はまだ不安定
残念ながら、タケミチの未来予知(未来視)の精度は不安定と言わざるを得ないでしょう。
不安定だと思う理由は、以下のとおりです。
- 未来予知を自分でコントロールできるわけではない
- 未来予知で見たビジョンが確実なものではない
未来予知(未来視)を自分でコントロールできるわけではない
タケミチの未来予知(未来視)は、本人の意思とは関係なく突発的に起きています。
そのため、いつ発動するのか本人にも予測不可能な状態です。
未来予知のビジョンも、情報が断片的なので
- 誰の未来を見るのか
- いつの未来なのか
- どこで起こることなのか
など、わからないことばかりです。
未来予知(未来視)で見たビジョンが確実なものではない
タケミチが未来予知(未来視)で見たビジョンは確実なものではありません。
例えば、4回目に見たビジョンからタケミチは「千咒が死ぬ」と感じ取りました。
しかし、実際にはドラケンが死亡しています。
タケミチの行動によってもともと決まっていた未来(千咒が死ぬ未来)が変わったから、ビジョンで見たのと違う未来になったという可能性もあります。
しかし、結果的にバッドエンドになってしまっては、ビジョンを見たことに意味はあるのか疑問です。
そもそもなぜ千咒のビジョンは見えたのに、付き合いの長いドラケンのビジョンは見えなかったのか?
ビジョンが「見える人物」と「見えない人物」の差もまだ不確定です。
今後、花垣武道の未来予知(未来視)能力が役立つ可能性はある?
未来予知(未来視)能力を自分の意志で発動できれば、役に立つのは間違いがありません。
ただし、あくまで自分の意志で発動できればの話です。
自分の意志で発動できなければ、偶然や運に頼るだけの能力なのであまり役に立たないでしょう。
現時点で花垣武道は、未来のマイキーをトリガーとして10年前にタイムリープしいます(第224話時点)。
ミッションはマイキーを闇落ちから救うこと。
未来予知(未来視)を自分の思いどおりに発動できれば、「誰が・いつ・どう動くのか」を知れるので、先回りしてマイキーの闇落ちを防げるでしょう。
さらに言うと、今後死亡するかもしれない人や闇落ちの可能性がある人を前もって阻止することもできます。
みんなの幸せな未来を望んでいる武道にとっては、とんでもないチート能力です。
【終わりに】花垣武道の未来予知(未来視)とは?発動条件や精度を考察まとめ
- 発動条件:タケミチが関わった人や場所に関するビジョンが見える
- 精度 :自分でコントロールできないため不安定
未来予知(未来視)の発動条件は、タケミチが実際に訪れた場所やかかわった人物に対してです。
ただ、付き合いの長いドラケンのビジョンは見えず、知り合ったばかりの千咒のビジョンが見えることから、付き合いの長さなどは関係ないように思えます。
花垣武道の未来予知(未来視)能力は、現段階で精度が低いです。
ただ、今後もし自分でコントロールできるようになれば、これほど心強い能力はありません。
人物や場所にまつわる未来予知(未来視)だけなら、自分や周囲の人間を危険から守る程度に留まるでしょう。
しかし、未来予知(未来視)とタケミチのタイムリープを組み合わせることで、可能性は無限大に広がります。
個人的にあくまで予想ですが、マイキーの闇落ちは三天抗争でおそらく誰かを殺めたことが原因ではないかと考えています。
第225話時点では三天抗争で誰も亡くなっていないので、もし今後マイキーが人を殺めそうになっても、花垣武道の未来予知(未来視)があれば未然に防げるのです。