158話で初登場し、死滅回游の泳者(プレイヤー)の一人である鹿紫雲一(かしもはじめ)。
中世的な容姿から、鹿紫雲一の性別は女なのか男なのか?と初登場時から話題になっていました。
死滅回游の中で鹿紫雲一の正体や術式などが徐々に明らかになってきましたが、登場直後は不明な点が多く、SNSでも術式や正体についての考察がとても多かったです。
このページでは、
- 鹿紫雲一の性別は女なのか?男なのか?
- 術式や領域展開
- 強さ
- 過去の呪術師なのか
- 五条家と関係はあるのか?
などをまとめました。
呪術廻戦246話までのネタバレを含みますので、ご注意ください
鹿紫雲一(かしもはじめ)の性別は女?男?
#呪術廻戦 キャラクターファイル No.88
— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) February 8, 2023
鹿紫雲一
【死滅回游プレイヤー】
【400年前の術師】 pic.twitter.com/vLowBmH4sg
整った顔立ちに、長い髪を頭の上で2つのお団子にした外見を持つ鹿紫雲一。
一見すると女性にも見えますが、鹿紫雲一の性別は男です。
187話の鹿紫雲の回想の際、年をとった鹿紫雲が登場しています。
鹿紫雲一(かしもはじめ)は過去の術師で、現在の姿になる前は年をとったおじいさんの姿をしていました。
鹿紫雲一の術式は「幻獣琥珀(げんじゅうこはく)」
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宿儺との戦い(237話)で明らかになりましたが、鹿紫雲一の術式は「幻獣琥珀(げんじゅうこはく)」。
呪力に対応できるように体を作り替える術式です。
術式の名前どおり、獣並みに身体能力が向上し、人を超えた力を発揮します。
ゆえに一度でも術式を使用すると、生身の体は耐えられないので、「術式を使用=死」。
鹿紫雲一が秤金次との戦いで術式を使わず、宿儺との戦いまで温存していたのは、一度しか使えないことを知っていたからです。
術式が電気に関するものなので、鹿紫雲自身、電気に耐性があります。
過去の秤金次との戦いでも、術式の特性と操作を使い、電気の技を繰り出していました。
鹿紫雲一は領域展開を使えない?
鹿紫雲一が領域展開を使えるかは不明です。
以下のように領域展開を使える場合と使えない場合、どちらの可能性もあると思っていましたが、宿儺との戦いで領域展開を使わなかったということは「領域展開は使えなかった」可能性が高いのではないでしょうか。
- 領域展開を使えないから「彌虚葛籠(いやこつづら)」を発動した
- 領域展開を使えるけど温存していた
1:領域展開を使えないから「彌虚葛籠(いやこつづら)」を発動した
187話で秤金次と対峙した際、秤が領域展開をしましたが鹿紫雲一は「彌虚葛籠(いやこつづら)」を発動しようとしています。
鹿紫雲一が領域展開を使えたのであれば、秤の領域展開に対して自身も領域展開を発動するでしょう。
しかし領域展開を発動しなかったということは、鹿紫雲は領域展開を使えないのではないかと考えられます。
「彌虚葛籠(いやこつづら)」は領域を中和して必中効果を相殺する性能があるため、領域展開できない人物が「領域展開に対抗できる術」として彌虚葛籠(いやこつづら)を発動します。
2:領域展開を使えるけど温存していた
鹿紫雲一が宿儺のために温存していた1発の術式が領域展開という可能性も考えられます。
つまり領域展開を使えたけど、秤との戦いではあえて使わなかった説。
今後1度だけ術式を使用するシーンが描かれるのではないかと思いますので、その時まで温存していたのが術式なのか、領域展開なのかはわからないままです。
鹿紫雲一の強さは?
初登場の時点で200ポイントを獲得して死滅回游プレイヤーのトップとなっている鹿紫雲一。
獲得している得点と、鹿紫雲の戦闘シーン、秤とほぼ互角に渡り合っていたことからもわかるように相当の強さです。
鹿紫雲は、400年前に生きていた際にも自分より強い人物を求めて戦い続けていました。
しかし、人間の体では老い等により戦い続けることが難しくなり、羂索と契約し死滅回游の泳者(プレイヤー)になります。
その目的は宿儺と戦うため。
彼が唯一認める相手が宿儺というわけです。
宿儺といえば作中でもトップレベルの強さを誇るキャラクター。
宿儺と戦うために1発の術式を残していることからもわかりますが、今までの戦いは全て術式を使わずに戦ってきたという事実からその強さがうかがえます。
実際、パンダと秤と対峙した際にはパンダは首だけの状態になるほどの瀕死となり、秤も左腕を失うといった結果に。
以上からも、鹿紫雲一は作中でもかなりの強さを誇るキャラクターだと考えられます。
鹿紫雲一の正体は過去の術師
158話で鹿紫雲一は400年以上前に存在していた過去の術師であることがわかります。
鹿紫雲一の過去の姿も描かれており、そのときに羂索から死滅回游の泳者プレイヤーの勧誘を受けております。
400年前の段階で既に最強の呪術師との対峙を求めていた鹿紫雲一。
羂索に最強の呪術師が誰かを訊ね、羂索が「宿儺」と答えたことで、鹿紫雲一は宿儺と戦うことを目的に泳者プレイヤーとなったのだと予想できます。
その結果、鹿紫雲は羂索と契約を結んで呪物となって現代で受肉したために、若い肉体となっているのです。
鹿紫雲一は五条家と関係ある?
見た目が五条悟と似ていることから、五条家と関係があるのでは?という声が上がった鹿紫雲一。
実はそれ以外にも五条家との関わりがあるのではないかと噂される点がいくつかあります。
- 400年前、五条家の当主と禪院家の当主と御前試合を行った(鹿紫雲は400年前の術師)
- 鹿紫雲一が初登場した際、攻撃の跡が五条悟の虚式「茈」に似ていた
1:400年前、五条家の当主と禪院家の当主と御前試合を行った(鹿紫雲は400年前の術師)
呪術廻戦の世界では、400年前、五条家の当主と禪院家の当主と御前試合を行いました。
この結果、両当主は相打ちとなって死亡しています。
400年前には鹿紫雲一も存在しています。
同じ400年前の出来事が描かれているとなれば、この2つに共通点がありそうです。
鹿紫雲一が初登場した際、もしかしたら400年前の五条家・禅院家の御前試合に鹿紫雲一が関わっていて、なおかつ五条家の当主が鹿紫雲だったのでは?という考察がネット上で盛り上がっていました。
御前試合のときの五条家当主は、五条悟と同じく「六眼」を持っていると言われているので、今後、鹿紫雲一が六眼を使うのであれば五条家の当主説は確定です。
2:鹿紫雲一が初登場した際、攻撃の跡が五条悟の虚式「茈」に似ていた
もう一点、五条家との関わりが予想できるのは、鹿紫雲一が使った術式。
彼の術式は対象物を貫通させた後に巨大な丸い穴のようなものが出来ていました。
この形は、五条悟が伏黒甚爾との闘いで虚式「茈」を発動した後と酷似しています。
術式が似ているということは、家系が同じという風に十分考えられるために五条家との関わりがあるのではないかと噂されているのです。
【おわりに】呪術廻戦・鹿紫雲一(かしもはじめ)の性別は女?術式・強さは?正体は過去の術師まとめ
謎が多かった鹿紫雲一(かしもはじめ)。
かなりの強さを誇り、宿儺との戦いを望んでいるという事以外は、ほとんど明かされませんでした。
最後の最後、宿儺との戦いで術式などが明らかになりましたが、そこまで活躍することもなく戦いに敗れてしまった鹿紫雲一。
相手が宿儺だったためわかりにくかったですが、鹿紫雲一はかなりの強さを誇るキャラクターです。
ビジュアルの良さもあいまって、アニメ登場の際は人気が出そうですね!