
ワールドトリガーの戦闘で、相手を翻弄させる攻撃に合成弾があります。
合成弾は、部隊や隊員の戦術の幅を広げる重要な攻撃手段です。
実際に相手を落とす決定打になることも多いです。
特にワールドトリガーのアニメ、第2期、第3期では様々な戦闘で用いられています。
アニメの演出から、印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
また、使用している隊員の技術の高さもうかがえます。
このページでは
- ワールドトリガーの合成弾とはどのようなものか
- 合成弾の発案者や使用者
- 合成弾の種類や活躍
についてまとめました。
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ワールドトリガーの合成弾とは
ワールドトリガーの作中で使われている合成弾とは、主に中距離戦を担うガンナー・シューターが使用する弾トリガーを2つ使い弾の性能を上げる、弾に合成した性能を付け加えたものです。
弾の種類は以下の4つ。
- アステロイド
- メテオラ
- ハウンド
- バイパー
合成弾の特性は
- 同じ性能の弾同士で合成
→弾の性能が上がる - 違う性能の弾を合成
→その弾両方の性能が組み合わさった弾になる
という法則性があります。
合成弾の良い点は、単純に攻撃の手段が増えるだけではありません。
合成弾を使用されると相手は対処するのに時間を取られ、周りへの注意が向かなくなります。
その隙に相手へ奇襲し落とすという味方へのサポートのために、使われることも多い合成弾。
欠点は、合成に数秒から数十秒ほど取られ、防御がガラ空き(シールドが使えない状態)になってしまう点です。
そのため、合成弾を使用する際は見えない場所や味方の側で合成を行います。
しかし、攻撃にもサポートにも使え、隊員や部隊の戦術の幅が広がる合成弾は非常に優秀です。
合成弾の発案者は出水
9月21日はA級・太刀川隊のシューター、出水公平隊員の誕生日!!
— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) September 20, 2020
豊富なトリオンによるド派手な全攻撃を好む「弾バカ」な一方、弾丸4種を戦況に応じて撃ち分ける器用さと判断力で、点取り役をがっちりサポート。合成弾を生んだ天才的センスの持ち主です!#ワールドトリガー#出水隊員お誕生日おめでとう pic.twitter.com/SrAORBWvon
4つの弾の中から2つを合成させる合成弾の発案者は、A級1位太刀川隊の出水公平(シューター)になります。
どうやら思いつきで試してみたところ合成弾ができたそうです。
また、二宮隊の隊長である二宮は出水に合成弾の使い方を教えてもらいました。
それだけ出水が発案した合成弾は画期的なものであることがうかがえます。
戦闘でも4つの弾と合成弾を臨機応変に使い分けて戦っている姿が印象に残る出水。
遠征選抜試験の戦闘では一体どんな合成弾を読者に見せてくれるのか、期待が高まります。
合成弾の使用者
合成弾の使用者のポジションは全員シューターです。
ガンナーでも銃に入れるトリガーの設定をいじれば、合成弾の使用は可能になります。
けれども、銃の場合は合成弾のみ撃てる銃になってしまい、他の弾を撃つことができません。
合成前の弾の方が汎用性、使いやすさに優れています。
そのため、安定性を重視した戦いをするガンナーと合成弾の相性は悪いと思われます。
合成弾の使用者は以下の4名。
合成弾の使用者 一覧(2022年9月現在)
- 出水公平(太刀川隊)
- 二宮匡貴(二宮隊)
- 蔵内和紀(王子隊)
- 那須玲(那須隊)
全員がA級あるいはB級上位部隊に所属しており、個人での実力も高いと評価されている隊員ばかりです。
合成弾を扱うためには、相応の実力が必要だと分かりました。
ワールドトリガーの合成弾一覧
ワールドトリガーに登場する合成弾はこちらです。
- ギムレット
- ホーネット
- サラマンダー
- トマホーク
- コブラ
ギムレット
ギムレット(徹甲弾)は、最大の威力を誇っている合成弾です。
合成する弾は威力重視の弾、アステロイドのみになります。
ギムレットの使用者は、以下の2名。
- 出水公平(太刀川隊)
- 二宮匡貴(二宮隊)
9月21日は出水公平隊員の誕生日です!
— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) September 20, 2021
太刀川・出水・唯我・国近の4名チーム「太刀川隊」のシューター。トリオン、センス、頭脳の3拍子揃ったミスター弾バカ。味方に敵を獲らせる名アシストが光りますが、ご本人は物量で押しきるフルアタックが大好物!#ワールドトリガー#出水隊員お誕生日おめでとう pic.twitter.com/71rRVKjORV
出水が合成したギムレットは、装甲が堅いとされるアフトクラトルのラービットに有効なダメージを与えられる数少ない攻撃手段です。
また、二宮はガロプラとの戦いで複数体のアイドラにダメージを負わせました。
他に威力が高い攻撃としてスナイパーライフルのアイビスがあげられますが、アイビスのようにシールドを貫通することも可能ではないかと考えています。
ギムレット(徹甲弾)は守りに徹する相手に有効な攻撃手段ではないでしょうか。
ランク戦等の戦闘での活躍も期待できますね。
ホーネット
ホーネット(強化追尾弾)は、ハウンドが持つ追尾性能をさらに強くした合成弾です。
合成する弾は相手を追尾する弾であるハウンドのみになります。
ホーネットの使用者は1名。
- 二宮匡貴(二宮隊)
10月27日はB級・二宮隊のシューター、二宮匡貴隊長の誕生日!!
— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) October 26, 2020
潤沢なトリオン量と高い技量で、息つく間もなく畳み掛けるフルアタックは「No.1射手」の名に恥じぬ圧巻の攻撃力!マスタークラスの猛者2名を率い、中距離戦を完全に支配します!#ワールドトリガー#二宮隊員お誕生日おめでとう pic.twitter.com/pVsAi04ozi
通常、ハウンドの追尾はギリギリまで引きつけた後、反対の方向へすぐに移動できれば振り切ることが可能です。
しかし、ホーネットの場合は上記の方法でも対処できず、相手をどこまでも追いかけていく厄介な弾に変わります。
実際、ランク戦ROUND8で二宮は同じ隊の辻がいる場所に追い込むためだけにホーネットを使い、生駒隊の隠岐が辻のいるほうへ誘導し、隠岐を落とすことに貢献しました。
ホーネットは振り切ることが難しいため、攻撃としてもサポートとしても使える汎用性が高い合成弾です。
しかし、ホーネットを使いこなすにはハウンドの追尾性能を適切にコントロールしないといけません。
そのため、ホーネットの使用難易度は比較的高めであると思います。
サラマンダー
サラマンダー(誘導炸裂弾)は、追尾対象の方に着弾すると爆発する合成弾です。
合成弾する弾は相手を追尾する弾、ハウンドと爆発で広範囲を攻撃できる弾であるメテオラになります。
サラマンダーの使用者は1名。
- 蔵内和紀(王子隊)
9月3日は蔵内和紀隊員の誕生日です!
— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) September 2, 2021
王子・蔵内・樫尾・橘高の4名チーム「王子隊」のシューター。王子隊長考案のロジカルな作戦に忠実に従う姿は、まさに臣下。知的な外見や言動からは想像のつかない、涙もろい一面も…?#ワールドトリガー#クラウチ隊員お誕生日おめでとう pic.twitter.com/fNE6UJwPV9
スナイパーの攻撃には劣りますが、そこそこの射程と攻撃力があり、味方への援護や相手への追い打ちに使われることが多い合成弾ではないでしょうか。
ランク戦ROUND6では、生駒隊の南沢があと一歩で王子隊の樫尾を落とすことでしたが、蔵内が放ったサラマンダーにより形成が逆転。
南沢が王子隊の攻撃に対処できずに落とされてしまいました。
下記で紹介するトマホークと似た部分も多いですが、弾道を自分で引くのが難しい人にとってはかなり使いやすい合成弾ではないでしょうか。
蔵内は現在、遠征選抜試験に挑んでいるため、またサラマンダーで味方のピンチを救って欲しいですね。
トマホーク
トマホーク(変化炸裂弾)は、弾道を引いて相手に当て爆発させる合成弾です。
合成弾する弾は自由に弾道設定できる弾、バイパーと爆発で広範囲を攻撃できる弾であるメテオラになります。
トマホークの使用者は2名。
- 出水公平(太刀川隊)
- 那須玲(那須隊)
6月16日は那須玲隊員の誕生日です!
— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) June 15, 2021
那須・熊谷・日浦・志岐の4名チーム「那須隊」のシューターにして隊長。秘めた闘志に比例するかのような鮮烈な弾幕は、相手を貫くまで追いかける想いそのもの。しとやかな瞳が見据える弾道の先は予測ができません!#ワールドトリガー#那須さんお誕生日おめでとう pic.twitter.com/iFzfL9hBx7
自由に弾道を設定し、着弾すると爆発するトマホーク。
上で解説したサラマンダーと性能は似ていますが、自由に弾道を引ける分、複雑な攻撃ができます。
実際、出水はランバネインとの戦闘で弾道を細かく設定し、自分の本当の居場所を悟られないように攻撃していました。
また、B級ランク戦ROUND3では、那須隊の隊長である那須が初めてトマホークを使用した戦いです。
やや弾道が遅いことが欠点ですが、バイパー使いとして高く評価された那須が使うと恐ろしい攻撃手段になりました。
那須が3得点も獲れた理由は、トマホークを上手く使えたからだと考えています。
特に、外れた場合は弾を戻ってくる設定にした部分は那須のシューターとしての実力がよく分かります。
那須は遠征選抜試験には不参加ですが、出水は戦闘試験から参加することが確定。
戦闘試験でもトマホークが見られる機会があるといいですね。
コブラ
コブラは名前と合成に使う弾だけが判明している合成弾になります。
合成に使う弾は、アステロイドとバイパーです。
弾の個別ではアステロイドは威力重視、バイパーは自由に弾道設定できるという性能。
威力重視の弾があらゆる方角から対象を追う姿は、まさに獰猛な毒ヘビに襲われている気分になるでしょう。
コブラを使われたら、かなり恐怖を感じるかもしれません。
おそらく、広くシールドを張っても通常のバイパーより割られやすいのではないかと考えています。
誰がどういう場面で使用するのか楽しみな合成弾です。
個人的には那須や出水が戦闘で使う場面がこの先見られるのではないかと思っています。
【おわりに】ワールドトリガー合成弾一覧!種類・性能・時間について解説まとめ
今回はワールドトリガーで使用される合成弾について発案者や性能、活躍にまとめました。
弾を組み合わせることで色々な性能が加わるのが、合成弾の面白い部分ですね。
皆さんはどの合成弾を使ってみたいと思いましたか。
合成弾には、
- 隊員や部隊の戦略の幅が広がる
- 警戒していても防ぐのが難しい攻撃になりやすい
というメリットがあります。
また、合成弾のデメリットとして
- 合成して攻撃するまでに時間がかかる
- サブとメインのトリガーを両方使うため、自分1人だと防御ができない
という点が挙げられます。
合成弾はボーダー隊員の中でも上級者向けの攻撃手段だと考えています。
ワールドトリガーの作中に登場していないものも多い、合成弾。
おそらく、遠征選抜試験の戦闘で初登場する合成弾もいくつかあると思います。
今後、どのような隊員がどんな合成弾を使うのか楽しみです。
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