梵(ブラフマン)のメンバー・目的・創設の経緯まとめ【東京リベンジャーズ】

最終章に突入している「東京リベンジャーズ」

第207話で10回目のタイムリープをした花垣武道(タケミチ)は、東卍解散から2年後(10年前の2008年)の世界にタイムリープしていました。

通称”三天時代”と言われる世界では、「関東卍會」「梵(ブラフマン)」「六波羅単代(ろくはらたんだい)」の3チームが三つ巴の勢力争いをしている状況です。

このページでは、三天のひとつ、瓦城千咒(かわらぎせんじゅ)が率いる梵(ブラフマン)のメンバー・目的・創設の経緯について解説していきたいと思います。

この記事は「東京リベンジャーズ」 第230話までのネタバレを含みます。

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梵(ブラフマン)の幹部・メンバー一覧

ポジション名前
首領瓦城千咒(かわらぎせんじゅ)
ナンバー2明司武臣(あかしたけおみ)※元初代黒龍 副総長
大幹部荒師慶三(あらしけいぞう)※元初代黒龍 親衛隊長
大幹部今牛若狭(いまうしわかさ)※元初代黒龍 特攻隊長
メンバー龍宮寺堅(りゅうぐうじけん)※元東京卍會 副総長
メンバー花垣武道(はながき たけみち)※元東京卍會 壱番隊隊長

梵メンバーは、元初代黒龍が大幹部を務めています。
大幹部という役職の名称を用いているということは、幹部もいる可能性があり相当層の厚いチームだと想像できます。

また、ドラケンやタケミチが加入したことでより強力なチームになった梵。

梵(ブラフマン)の首領 瓦城千咒(かわらぎせんじゅ)

圧倒的な強さを誇る、梵(ブラフマン)の首領・瓦城千咒(かわらぎせんじゅ)
その強さは、「無比」という異名を持つほど。

初登場時、体格がけた違いの寺野サウス相手に踵落としをお見舞いするという、派手な登場を見せました。

軽やかな身のこなしから繰り出される強力な蹴り技には、さすがブラフマンの首領と言わざるを得ません。

瓦城千咒(かわらぎせんじゅ)にはもうひとつの顔があり、普段は女子高生として生活しています。

花垣武道と話したり遊んだりしている姿を見ると、そのへんにいる普通の女子高生です。

笑顔がかわいくて、無邪気に遊ぶ千咒(せんじゅ)の姿は年相応に見えます。

普段の姿だけを見ていると、とても梵(ブラフマン)の首領とは思えません。

また、千咒(せんじゅ)の本名は明司千壽(あかしせんじゅ)です。

明司武臣や三途春千夜とは兄妹関係にあります。

梵(ブラフマン)のナンバー2 明司武臣(あかしたけおみ)

冷静沈着という言葉が似合う、梵(ブラフマン)のナンバー2 明司武臣(あかしたけおみ)

普段は冷静に物事を考え作戦を遂行するタイプなので、梵(ブラフマン)の頭脳と言っても過言ではないでしょう。

明司武臣は、マイキーの兄・佐野真一郎とともに黒龍(ブラックドラゴン)を立ち上げた創設メンバーのひとりです。

黒龍(ブラックドラゴン)では副総長も務めており、「軍神」という異名を持っています。

後述する荒師慶三や今牛若狭も、もともとは黒龍(ブラックドラゴン)のメンバーでした。

黒龍(ブラックドラゴン)が解散した後も変わらず、佐野真一郎のことを慕っている様子が見られます。

明司武臣の目的は、佐野真一郎の実の弟・マイキーがこれ以上悪い方向にいかないよう、マイキー率いる「関東卍會」をつぶすこと

マイキーを止めようとしていることからも、亡き佐野真一郎への想いを感じます。

また、明司武臣は雨男であることも明らかになっています。

明司武臣の登場シーンはほぼ雨が降っており、佐野真一郎からは「お前は日本一の雨男」と揶揄されるほど

三兄妹の長男です(弟に三途春千夜、妹に明司千壽)。

梵(ブラフマン)の大幹部 荒師慶三(あらしけいぞう) 通称ベンケイ

梵(ブラフマン)の大幹部 荒師慶三(あらしけいぞう)

ケンカの強さはさることながら、ガタイの良い体と黒い肌、短い髪が特徴です。

荒師慶三の「慶」の字から、通称「弁慶(ベンケイ)」と呼ばれています。

荒師慶三は、黒龍(ブラックドラゴン)創設メンバーのひとりです。

黒龍(ブラックドラゴン)では親衛隊長を務めていました。

荒師慶三は、後述する今牛若狭(ワカ)と共に初代黒龍の最強コンビ「ワカとベンケイ」と恐れられていました。

黒龍(ブラックドラゴン)に入る前、荒師慶三は「螺愚那六(ラグナロク)」の総長をつとめていました

荒師慶三が争ったあと、自身の体が返り血で染まっていることから「赤壁(レッドクリフ)」という異名がつけられています。

当時の関東は、東を「煌道連合(こうどうれんごう)が仕切り、西を仕切っていたのが「螺愚那六(ラグナロク)」です。

ちなみに東側の煌道連合(こうどうれんごう)を仕切っていたのは、今牛若狭(ワカ)。

関東を2分していた2大勢力(煌道連合と螺愚那六)を1つにまとめあげたのが佐野真一郎というわけです。

荒師慶三が梵(ブラフマン)で何を成し遂げたいのかは明確にされていません

ただ、

  • かつて黒龍(ブラックドラゴン)に所属していたこと
  • 螺愚那六の総長だったが、佐野真一郎についていったこと
  • 黒龍の九代目総長だった斑目獅音(まだらめしおん)に対して「黒龍のツラヨゴシが!!!」と叫んでいたこと(第213話参照)

といった理由から、黒龍への強い思いがあるように見えます。

同じく黒龍メンバーだった明司武臣や今牛若狭も梵(ブラフマン)に所属していることから、当時の仲間と行動をともにしている可能性は高いです。

梵(ブラフマン)の大幹部 今牛若狭(いまうしわかさ) 通称ワカ

梵(ブラフマン)の大幹部 今牛若狭(いまうしわかさ)

名前の「若」から、通称ワカと呼ばれています。

紫と黄色、2色の髪色が個性的で、長い髪を後ろでひとつに結んでいます。

タレ目がちな目と、左耳につけている3つ玉のピアスが特徴。

口には白い棒のようなものを加えています。

ベンケイとは対照的で体は小柄。
軽い身のこなしから繰り出される強烈な体術で相手を圧倒します。

今牛若狭は、黒龍(ブラックドラゴン)創設メンバーのひとりです。

黒龍(ブラックドラゴン)では特攻隊長を務めていました。

先述した荒師慶三(ベンケイ)と共に初代黒龍の最強コンビ「ワカとベンケイ」と恐れられていました。

黒龍(ブラックドラゴン)に入る前は、関東を二分していた勢力のひとつ「煌道連合(こうどうれんごう)」の総長でした。

当時のワカは「白豹」という異名をもち、ベンケイとは当時対立関係にありました。
しかし、佐野真一郎について黒龍(ブラックドラゴン)に入って以降、ワカとベンケイはコンビで行動しています。

今牛若狭も梵(ブラフマン)で何を成し遂げたいのかは明確にされていません

ただ、ワカと同様に黒龍への強い思いがあるように見えます。

  • かつて黒龍(ブラックドラゴン)に所属していたこと
  • 煌道連合の総長だったが、佐野真一郎についていったこと

といった理由から、同じく黒龍メンバーだった明司武臣や荒師慶三と行動をともにしている可能性が高いです。

余談ですが、「ワカとベンケイ」の元ネタは、歴史上の人物「弁慶」と「牛若丸」だと考えられます。

梵(ブラフマン)のメンバー 龍宮寺堅(りゅうぐうじけん) 通称ドラケン

元東京卍會の副総長・龍宮寺堅ことドラケンも、実は梵(ブラフマン)のメンバーです。

最終章でタケミチがタイムリープした2008年の世界では東京卍會は既に解散。
その後、マイキー率いる関東卍會になっています。

東京リベンジャーズ第214話では、ドラケンが梵(ブラフマン)のメンバーだと明らかになりました。

ドラケンが梵(ブラフマン)に入った目的は、マイキーを連れ戻すため

そもそも梵(ブラフマン)の目的は「マイキー率いる関東卍會を潰す」ことだったので、目的が一致したことで共闘を決めました。

しかし、ドラケンはタケミチの梵(ブラフマン)入りには猛反対。

瓦城千咒と明司武臣がタケミチを勧誘しにきた際には、激しく激昂する様子がうかがえました。

梵(ブラフマン)のメンバー 花垣武道(はながきたけみち)

マイキーを助けるためにタイムリープしてきた、タケミっちこと花垣武道。

215話で瓦城千咒(かわらぎせんじゅ)に勧誘され、タケミチも梵(ブラフマン)に加入します。

梵(ブラフマン)に入った理由は「佐野万次郎をぶっ飛ばす」ため

単純にマイキーをぶっ飛ばすだけでなく、「つらい時に一人で抱え込み、仲間から距離を置く佐野万次郎の性根をたたき直す」といった意味が込められていると思います。
加えて、悪い方向に行くマイキーをぶっ飛ばしてでも止めたいというタケミチの気持ちの表れではないかと。

東京リベンジャーズに登場する「梵(ブラフマン)」とは?特徴や目的を解説

梵(ブラフマン)」とは新宿区を拠点とする最強を謳うナゾの愚連隊です。

梵のメンバーは全員、フードのついた黒い和柄の特攻服を着ています。

首領は瓦城千咒(かわらぎせんじゅ)

大幹部は明石武臣(あかしたけおみ)を筆頭に「生きる伝説」と言われた元初代黒龍のメンバー。

梵は暴走族というよりヤクザに近い大人の愚連隊だと言われています。

明石武臣や荒師慶三、今牛若狭がマイキーの兄・佐野真一郎(さのしんいちろう)と同世代だとすると、3人の年齢は20代後半だと推測できます(2008年6月時点で佐野真一郎が生きていたら27歳なので)。

明石武臣や荒師慶三、今牛若狭の年齢が20代後半だと仮定すると、今までに登場してきた登場人物の中でも結構年上です。

黒龍(ブラックドラゴン)については、こちらの記事で詳しくまとめています。

>>東京リベンジャーズの黒龍(ブラックドラゴン)歴代総長5名と主要メンバー紹介

梵の目的は、佐野万次郎(マイキー)率いる関東卍會を潰すこと
マイキーを連れ戻したい龍宮寺堅(りゅうぐうじけん)、マイキーを救いたい花垣武道と目的が一致し、2人も梵に加入し共闘しています。

梵(ブラフマン)が創設された経緯

梵(ブラフマン)が創設された経緯は、東京リベンジャーズ第230話で明らかになりました。

梵(ブラフマン)は、瓦城千咒(かわらぎせんじゅ)によって立ち上げられたチームです。

立ち上げたきっかけは「無敵のマイキーと戦いたかったから」

当時から千咒の強さは群を抜いており、ワカとベンケイが経営するジムにも千咒に勝てるような人物がいませんでした。

そして千咒は、チームの舵取りを信頼している明石武臣(あかしたけおみ)に任せたのです。

当時の明石は黒龍の威光にすがりついたまま落ちぶれていて、そんな自分を頼ってくれた千咒に尽くそうと決意しました。

梵の名前の由来や、チーム名に込められた意味とは?

「ブラフマン」という言葉の本来の意味は、ヒンドュー教・インド哲学における宇宙の根本原理のこと。
東京リベンジャーズの梵の由来も、この「ブラフマン」という言葉からきている可能性が高いのではないでしょうか。

「梵がマイキーを倒し、結果的にマイキーを救う」という和久井健先生からのメッセージかもしれません。

少し宗教的な話になりますが、ヒンドュー教・インド哲学には梵我一如(ぼんがいちにょ)の思想があります。

前提として、ブラフマンの対義語にはアートマンがあり、アートマンとは私という一個人の中にある個体原理を表します。

ブラフマンとアートマンが同一であることを知り、永遠の至福に到達しようとする考え方です。

人間は輪廻転生を繰り返し、永遠に自由にはなれないとされており、この梵我一如に達することで、ここから解脱し、安心立命させる。という思想となります。

小難しくなりましたが、この輪廻転生はタイムリープを示唆しており、その状態から解脱する(その状態から脱して自由になる)こと。
安心立命については、黒い衝動により闇落ちしてしまうマイキーを救う事を示唆しているのではないかと考えられます。

また、マイキーの特攻服に施されている「唯我独尊・天上天下」という刺繍。
唯我独尊とは、たった1人の存在であることを指していますので、マイキーはアートマンと解釈することができます。

ここまでの解釈をまとめると、宗教的な解釈では「アートマンとブラフマンが1つのチームになることで苦しみから開放させる」。

東京リベンジャーズに上記の解釈をあてはめると、「アートマン(マイキー)とブラフマン(梵)が1つのチームになり(マイキーを)苦しみから解放させる」と解釈できます。

なお余談ではありますが、マイキーの病死した母親の名前は「佐野桜子」であり、梵の特攻服に書かれている和柄は桜です。

梵が桜の特攻服を着ている点からも、「マイキーを救うのは梵の役割」ということを強調しているように思えます。

【終わりに】東京リベンジャーズに登場する梵(ブラフマン)のメンバー・目的を解説&考察まとめ

未来の梵天には明司武臣以外、梵のメンバーは描かれていませんでした。
さらにタケミチが見た瓦城千咒が死にゆくようなビジョン。

元々いた現代に繋がる歴史はどのように進んでいくのか。
またそれをタケミチは新たな力ビジョンを使いどの様に変えていくのか。

はたまたもう一人のタイムリーパーては本当に存在するのか。

…などなど、まだ謎が多い東京リベンジャーズ。

今後のストーリー展開に期待です。



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