
第135話で渋谷事変に参戦した、特級呪術師・九十九由基。
それまで登場シーンはほんの少しで謎に包まれた人物でした。
死滅回游では天元の護衛をしており、ついに第205話で九十九の術式や能力、強さが明らかになりました。
九十九由基の術式は「星の怒り(ボンバイエ)」です。
このページでは、
- 九十九由基の術式
- 領域展開ができるかどうか
などをまとめました。
「呪術廻戦」最新話(209話)までの内容を含むので、ネタバレにご注意ください。
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特級呪術師・九十九由基とは?
#呪術廻戦 キャラクターファイル No.35
— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) February 2, 2022
九十九 由基
【特級呪術師】
【趣味・特技:バイク】
【ストレス:任務】 pic.twitter.com/XTokCkeknz
- 特級呪術師
- 東堂の師匠
- 任務を受けず海外をプラプラしている
- バイクで移動しているシーンが多い
- 登場シーンは、東堂の回想、過去編で灰原・夏油と会話したシーンのみ
という、謎に包まれた呪術師です。
「どんな女が好みかな?」と質問しているシーンがあり、投げキッスも含めて弟子の東堂に受け継がれているのだと思われます。
九十九由基は星漿体
呪術廻戦202話で九十九由基が星漿体であることが判明しました。
なぜ天元と同化する星漿体が九十九ではなく天内になったのか経緯は不明です。
九十九が天元に対して悪態をついていることから、過去に何かしらもめ事があったのではないでしょうか。
九十九由基の術式は「星の怒り(ボンバイエ)」
205話で明らかになった九十九由基の術式は「星の怒り(ボンバイエ)」。
その内容は、「自らの仮想の質量を付与する」というもの。
九十九が扱えるのは、質量なのです。
攻撃のスピードを変えることなく、質量のみ変更することが可能なため、かなりパワータイプの攻撃が可能に。
また、攻撃力以外にも拘束も可能です。
あくまで、“仮想”の質量のため、術式を発動したところで術者本人が影響を受けることはありません。
一方で、仮想の質量は弱点にもなり得ます。
仮想(実際の肉体変化は起こっていない)なので、防御をする際には、自分自身の肉体と呪力操作のみです。
自分以外で術式対象となるのは、呪具化した式神である「凰輪(ガルダ)」です。
式神の凰輪(ガルダ)とは?
「凰輪(ガルダ)」とは九十九自身が術式で作り上げたもので、呪具化した式神。
彼女の術式が自分以外で唯一対象となります。
今まで九十九が登場した際に横に描かれてはいましたが、205話で彼女の術式とともにその詳細が明らかになりました。
九十九の術式は基本的にこの凰輪(ガルダ)と共に使われます。
羂索との戦いでは、凰輪(ガルダ)をボールの様に丸くして、蹴り、羂索が操る特級呪霊を一瞬で消し飛ばしてしまいました。
ちなみに、羂索の特級呪霊ですが、「あらゆる障害を取り除く術式」を発動していたのにも関わらず、凰輪(ガルダ)はその影響を一切受けることがありませんでした。
また、天元の結界も無視することができるなど、かなりの力を秘めています。
九十九由基は東堂の師匠なので体術に長けている
九十九由基は、東堂の師匠ということもあって体術に長けています。
1級呪術師の東堂でもかなりのパワーでしたが、さすが師匠だけあってゴリゴリのパワープレイヤーでした。
(※呪術廻戦205話、羂索との戦いで判明)
九十九由基の強さ・能力は?
羂索と戦った際、九十九は押されてはいたものの羂索自身に危機感を与えるほどの強さでした。
羂索は長年の時を越えてきた経験と豊富な知識、そして複数の術式を持ち合わせており戦い慣れている様子です。
最後は、九十九がブラックホールで相打ちを狙ったものの失敗に終わりましたが、特級呪術師同士の戦いという時点で異次元のレベルの高さでした。
また、この戦いで特級呪術師の定義が「1人で国家転覆をはかれるレベル」であることが明らかになっています。
九十九は術式で質量を変化させることが可能で、その結果がブラックホールでした。
もうブラックホールを作り出せる時点で、とんでもない強さです。
九十九由基は領域展開できるか?
九十九由基の領域展開は、209話までの段階で登場していないため、できるかどうかは不明です。
ただ、九十九は特級呪術師なので領域展開ができる可能性は非常に高いと思っています。
九十九は、208話の羂索との戦いの最中、切り札であるブラックホールを出した段階で、反転術式では修復不可能と思われるほどの致命傷を負っていました。
その中でのブラックホールを発動させた後、生死不明。
死亡説が流れるほどとなっているため、彼女の領域展開を見られることはまだまだ先になりそうです。
ですが、日本に4人しかいない特級呪術師の一人であるために、領域展開はできるキャラクターであると予想ができます。
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九十九由基は、日本三大怨霊・平将門の血筋ではないかと考察
安直ではあるのですが、埼玉県秩父市にある九十九神社には平将門に関係のある人物(99名)を祀っているということから、九十九は平将門の血筋ではないかと思っています。
特級呪術師4人のうち、五条悟と乙骨憂太は菅原道真の血筋です。
同じ特級であれば、九十九も日本三大怨霊の血を引いていてもおかしくありません。
あとは、日本三大怨霊というキーワードが作中(0巻)で出ているので、残りの平将門、崇徳天皇の血を引く人物は出てくる可能性が高いと思っています。
【おわりに】呪術廻戦の九十九由基の術式・強さ・能力・領域展開は?体術が得意なパワープレイヤーまとめ
死滅回游の羂索との戦いで、謎に包まれていた九十九由基の術式・能力・強さなどが一気に明らかになりました。
あの九十九が羂索に負けてしまうとなると、もう羂索と渡り合えるのは五条悟しかいないのではないでしょうか。
九十九自身も術式「星の怒り(ボンバイエ)」で質量を変化させることができ、ブラックホールを作り出せるので、作中トップクラスの強さと言えます。
自身の作り出したブラックホールで跡形もなく消えてしまったため、死亡している可能性が高いのですが今後登場する機会はあるのでしょうか。
九十九に関しては領域展開や過去の掘り下げがまだなので、どこかのタイミングで描いて欲しいなと思います。