第135話で渋谷事変の参戦した、特級呪術師・九十九由基。
第136話では、いよいよ九十九の術式が判明するんでしょうか…。
このページでは、九十九由基の術式を考察しました。
開示されている情報が少ないので、間違っている可能性も高いのですが、とりあえず考察したものをまとめています。
※ジャンプ本誌(135話)の内容を含むので、ネタバレにご注意ください。
九十九由基とは?
- 特級呪術師
- 東堂の師匠
- 任務を受けず海外をプラプラしている
- バイクで移動しているシーンが多い
- 登場シーンは、東堂の回想、過去編で灰原・夏油と会話したシーンのみ
という、謎に包まれた呪術師です。
「どんな女が好みかな?」と質問しているシーンがあり、投げキッスも含めて弟子の東堂に受け継がれているのだと思われます。
九十九由基の術式は呪力や呪霊を食べる・呪具と体術で戦うと予想
以下の2点から、九十九由基の術式は「呪力や呪霊を食べる・呪具と体術で戦う」と予想しました。
- 九十九のまわりを飛んでいる生物がHUNTER×HUNTERの密室遊魚(インドアフィッシュ)に似ている
- 東堂の師匠なので体術に長けているのではないか
詳しく説明していきます。
1:九十九のまわりを飛んでいる生物がHUNTER×HUNTERの密室遊魚(インドアフィッシュ)に似ている
九十九由基のやつ、なんか既視感あると思ってたら団長のインドアフィッシュか。そこまで似てるってわけじゃないけど pic.twitter.com/eJuJn38yN9
— めがねむ@呪術廻戦 (@megane_juju) January 20, 2021
九十九のまわりを飛んでいる生物が、HUNTER×HUNTERに登場するクロロの技・密室遊魚(インドアフィッシュ)に似ています。
そのため、九十九の飼っている生物も何かを食べる(たとえば呪力をたべて吸収・無効化)ができるのではないかと思いました。
密室遊魚(インドアフィッシュ)は、HUNTER×HUNTERに登場する幻影旅団の団長クロロ=ルシルフルが使っていた技です。
クロロの念能力は、盗賊の極意(スキルハンター)。
他者の技を盗んで本に封じ、好きなときに使えるという能力です。
インドアフィッシュはスキルハンターに封じられている能力のひとつで、「密閉された空間」という条件のもと、念魚を具現化します。
念魚は人間の肉を食べるが、その時点は血もでず、痛みもありません。
しかし、能力が解けると念魚に食べられた部分のダメージが反映されます。
九十九のまわりを飛んでいる生物が、呪力を食べるとしたら
- 呪力を食べて吸収 → 反転術式が使えるなら、「吸収→回復」で永遠に回復できる
- 呪力を食べて無効化 → 五条の無限みたいに攻撃が当たらない
というように防御や回復面では最強に近いのではないでしょうか。
ちなみに、第1話で伏黒の玉犬が呪いをバクバク食べるシーンがあったので、九十九のまわりを飛んでいる生物が呪いを食べてもおかしくはないと思います。
呪術廻戦では、これまでにもHUNTER×HUNTERのオマージュがありました。
- 三輪の簡易領域 → ノブナガの「円」
- 東堂の術式(位置を入れ替える) → ゴレイヌの念能力
- 東堂の「魂の喝采」 → ネテロの~「祈りとは心の所作」
今回の九十九の術式もクロロの念魚に似ているので、オマージュの可能性もなくはないです。
2:東堂の師匠なので体術に長けているのではないか
九十九は、東堂の師匠ということもあって体術に長けている可能性が高いです。
1級呪術師の東堂でもかなりのパワーなので、その師匠となるとたぶんめっちゃ強いと思います。
体術プラス呪具があるとさらに強いので、九十九の飼っている生物が武器庫の役割をしていると面白いですね。
五条・夏油の過去編で登場したパパ黒が武器庫となる呪霊を飼っていましたし。
個人的に式神説はないかなと思う
安倍晴明が式神使いだったということもあり、九十九の術式は式神という説がありますが、個人的にはうーん…という感じでピンとこないです。
九十九のまわりを飛んでいる生物が式神だとして、今までに九十九が出していた式神は1体だけ。
式神使いであればもっといろいろ式神がいると思うので、いつも同じ式神を使っていることには疑問です。
(※九十九の登場シーンは、東堂と会ったとき、過去編、渋谷事変に参戦したときの計3回なので、そのうち2回が同じ式神を従えていることになる。)
付喪操術は西宮が使っていたので、たぶんないと思う
「九十九→付喪→付喪操術」という感じで九十九が付喪操術を使うっていう説はありそうだなと思っていたのですが、西宮がまさかの付喪操術。
これで九十九も付喪操術だったら西宮とかぶるので、それはないかなと思います。
ただ、渋谷事変では京都校の上位互換とも言える人物が出ている点は気になります。
- 【赤血操術】加茂憲紀→脹相
- 【シン・陰流】三輪→日下部
これ、「付喪操術を使う西宮の上位互換が九十九」っていう伏線だったら驚きですね。
九十九由基は、日本三大怨霊・平将門の血筋ではないかと考察
安直ではあるのですが、埼玉県秩父市にある九十九神社には平将門に関係のある人物(99名)を祀っているということから、九十九は平将門の血筋ではないかと思っています。
特級呪術師4人のうち、五条悟と乙骨憂太は菅原道真の血筋です。
同じ特級であれば、九十九も日本三大怨霊の血を引いていてもおかしくありません。
あとは、日本三大怨霊というキーワードが作中(0巻)で出ているので、残りの平将門、崇徳天皇の血を引く人物は出てくる可能性が高いと思っています。
まとめ
九十九登場時の偽夏油の表情を見ると、少し焦っているようにも見て取れます。
自分より格下の相手ならばこんな表情はしないと思うので、偽夏油自身より強い、もしくは苦戦しそうな相手と考えているのではないでしょうか。
(最初の特級呪術師なので、個人的にも夏油より九十九の方が強いと思っています。)
そして、五条に関しては「最強」という単語がよく出てくるので、強さ的には 五条>九十九 だと考えています。
つまり、五条>九十九>夏油。
九十九の術式が「呪力・術式を食べる」と「呪具と体術で戦う」なら、五条に勝てなくても夏油には勝てるのではないかと思います。
今回の渋谷事変で九十九の術式が明かされるのか、それとも九十九を登場させただけで術式に関してはもっと後の方まで引っ張るのか…今後の展開が楽しみですね。