マンガ怪獣8号の強さの指標でもある「解放戦力」ですが、主人公日比野カフカの解放戦力は入隊時にまさかの0%が判明しました。
保科副隊長によると今まで解放戦力0%は例がないとのことで、解放戦力0%が異常な数値であることがわかっています。
入隊から2ヶ月後にやっとカフカの解放戦力は1%になるなど、他のキャラたちの成長に比べて解放戦力の伸び具合もかなり悪いです。
ただ、主人公であるカフカの解放戦力には恐らく伏線が張られているのではないかと考えています。
今回はカフカの異常なまでに低い解放戦力について考察していきます。
※怪獣8号 最新話(第41話)までのネタバレを含みます。ご注意ください。
【結論】日比野カフカはもともと身体に怪獣細胞を埋め込まれていたのではないか
日比野カフカの解放戦力の異常な低さを考える理由が4つほどあります。
- 怪獣細胞の人体移植に関するセリフ
- カフカに寄生した怪獣が放った「ミツケタ」という言葉
- フォルティチュード9.8の力をカフカは存分に使いこなしている
- カフカの怪獣化したカラダ
では、1つずつみていきましょう。
【理由1】怪獣細胞の人体移植に関するセリフ|第33話のセリフは伏線か?
怪獣10号との激闘の末、立川基地の仲間を救うためにみんなの前で怪獣8号に変身したカフカ。
カフカの活躍により無事に危機は去りましたが、その代償としてカフカが怪獣8号であることが防衛隊にバレてしまいます。
その後、第33話の中でカフカの今後の処遇を決める会議が防衛隊有明りんかい基地で開かれますが、この会議の中で気になるセリフが出てきます。
会議に出席している眼帯をつけている地位の高そうな男のセリフです。
眼帯の男「某国では人体に怪獣組織を移植する研究が始まっているとも聞く 黙ってはおらんだろう」
(引用:怪獣8号 第33話より)
眼帯の男が言っていた「某国」がどこかは明らかになっていませんが、防衛隊スーツに編み込んだ怪獣組織を人体に直接埋め込む研究が行われているようです。
上記のセリフだけではカフカのカラダに怪獣細胞が埋め込まれているとは思いませんが、まだ気になる点があります。
【理由2】カフカに寄生した怪獣の「ミツケタ」という言葉
第1話で日比野カフカと市川レノは清掃業の仕事中に怪獣に襲われてケガをしてしまい、病院に入院します。
病室でレノと話しているカフカのもとに1匹の羽の生えた怪獣がとつぜん現れ、口の中からカフカの体内へ侵入し、カフカは怪獣に変身してしまいます。
ここから物語が大きく動いていくのですが、この羽の生えた怪獣がカフカに対して言ったセリフがあります。
羽の生えた怪獣「ミツケタ」
(引用:怪獣8号 第1話より)
羽の生えた怪獣が言った「ミツケタ」は「見つけた」であると考えると、怪獣はカフカを探していたことになります。
そして、「ミツケタ」と言うセリフから、羽の生えた怪獣はたまたまカフカに寄生したのではなく、「寄生するのはカフカでないといけなかった」ことが考えられます。
寄生先がカフカである必要性として、先ほどあげた「カフカのカラダに怪獣組織が埋め込まれている」ことが理由と考えます。
ここからは完全な憶測ですが、羽の生えた怪獣は「カイジュウ」「コロス」など明らかに他の怪獣に対して憎悪をもっています。
また、人の言葉を話すことからも羽の生えた怪獣は元ヒト型怪獣であることが推測できます。
羽の生えた怪獣は他の怪獣にダマされるか、裏切られるか、もしくは実験台にされていたなどで深手を負ってしまい、回復するため(もしくは怪獣に復讐するため)には怪獣細胞を埋め込まれたカフカに寄生しないといけなかったのではないかと考えました。
こうなってくると羽の生えた怪獣はなぜカフカの存在を知っていたのか?など新たな疑問も生まれてきますが、もしかしたらカフカは怪獣側と関連する過去が隠されているのかもしれません。
【理由3】マグニチュード9.8の力を引き出す適性の高さ
怪獣に寄生されて怪獣8号に変身した日比野カフカですが、その強さは作中でも群を抜けた強さです。
カフカは防衛隊の試験に何度も落ちていますし、もともとの戦闘能力は特別高いとは言えません。
しかし、怪獣8号になった直後から、怪獣の力を存分に引き出してしまうカフカの適性の高さに怪しさを感じます。
強大な力を引き出せるからこそ、羽の生えた怪獣はカフカを選んだと思うのです。
そして、羽の生えた怪獣がカフカを選んだ理由は、何度も言っていますがカフカに怪獣細胞が埋め込まれているからだと考えています。
怪獣細胞が埋め込まれているからこそ、カフカは怪獣8号の力を引き出せたのではないでしょうか。
【理由4】カフカの怪獣化しているカラダ
第34話で四ノ宮キコルが父・四ノ宮功に対して、日比野カフカの処分撤回を求める場面があります。
この話の中で功がキコルにカフカの胸のレントゲンをみせながら言ったセリフがあります。
四ノ宮功「奴の体内のX線画像だ 左胸にあるもの 心臓によく似せてあるが 核だ」
(引用:怪獣8号 第34話より)
この時すでにカフカのカラダの中は怪獣化しており、人間がもつ心臓の代わりに怪獣の核が胸の中央にありました。
話の流れで考えると、怪獣に寄生された後にカフカのカラダは怪獣化してしまったと考えるのが妥当です。
しかし、カフカのカラダに元々怪獣細胞が埋め込まれていたと想定するとカラダの怪獣化は怪獣8号になる前からもともと進んでいた可能性も考えられます。
【理由1~4】でみるカフカの解放戦力の1%の考察
では、いままでの理由1~4の情報を繋いで、日比野カフカの異常なまでに低い解放戦力について考察していきます。
そもそも解放戦力を決めるのは、怪獣の細胞や筋肉繊維が組み込まれた防衛隊スーツの力をどれだけ引き出せるかによります。
なので、解放戦力とは怪獣の力を引き出している数値と言えます。
そう、あくまで「スーツに組み込まれた怪獣の力を引き出す」ことが解放戦力の数値になっているのです。
カフカのカラダは怪獣化が進んでおり、怪獣8号の力を存分に発揮できています。
また「防衛隊スーツに組み込まれた怪獣の力」と、「カフカの中にある怪獣8号の力」は別物です。
つまり、カフカが防衛隊スーツの力を引き出せない(解放戦力が低い)のは、カラダの中にある怪獣8号の力が原因ではないかと考えています。
そして、怪獣8号の力を存分に発揮できる理由がカラダの中に怪獣細胞が埋め込まれていたことだとしたら、ひとたび力が必要となれば防衛隊スーツの力もカラダの中に眠る怪獣細胞の力で引き出せるのではないでしょうか。
ちなみに、この考えの根拠が第31話にあります。
怪獣10号が超巨大余獣爆弾を上空へ放ち、その爆発を食い止めるため爆弾のもとへカフカが走りだします。
爆弾のもとへ走りだした時、コマを見る限りカフカはカラダの一部を怪獣化しておらず走っている時の足も人間の足のままです。
しかし、そのスピードが驚異的であることが保科副隊長のセリフから分かります。
保科宗四郎「待て なんやその速度は どう見ても解放戦力1%の 動きやない——…」
(引用:怪獣8号 第31話より)
カフカは怪獣化せずに保科副隊長も驚愕するほどのスピードで移動しています。
保科副隊長が驚くほどのスピードを出せた理由も「カフカのカラダの中に眠る怪獣細胞が、防衛隊スーツの力を一時的に引き出した」と考えると辻褄があうのではないでしょうか。
まとめ
今回は日比野カフカの解放戦力の異常なまでの低さについて考察していきました。
カフカの解放戦力の低さについての考察をまとめると
- カラダの中にある怪獣8号の力が防衛隊スーツの力を邪魔している
- 防衛隊スーツの力を邪魔するくらいカフカは怪獣8号の力に適応している
- カフカが怪獣8号の力に適応できているのは過去にカラダに怪獣細胞を埋め込まれていたからではないか
- カラダの中の怪獣細胞によって一時的に防衛隊スーツの力を引き出せる可能性がある
という考察結果でした。
これからますます面白くなりそうなマンガ怪獣8号。
今回の考察が合っているかどうかも含め、今後色々な秘密があきらかになるのが楽しみなマンガです。