君が心をくれたから原作は漫画・小説・韓国ドラマ?脚本家は誰?

2024年1月~3月まで放送していたフジテレビ系列、月9ドラマ「君が心をくれたから」。

主演を務めるのは、2021年に日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した永野芽郁(ながのめい)さん。

お相手役は「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」で永野さんと共演実績もある、山田裕貴(やまだゆうき)さんです。

息ピッタリの2人が再共演するということで、話題になっていましたが、ドラマ「君が心をくれたから」に原作はありません。脚本家による完全オリジナルドラマです。

このページでは

  • ドラマ「君が心をくれたから」に漫画・小説・韓国ドラマなどの原作はあるのか?
  • 脚本家は誰か?
  • どんなドラマか?

についてまとめました。

「君が心をくれたから」はFODで見逃し配信中

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ドラマ「君が心をくれたから」に原作はある?漫画や小説、韓国ドラマ?

ドラマ「君が心をくれたから」は、本作脚本家による完全オリジナルストーリーです。

ファンタジー路線のストーリーや、脚本を小説家が務められることから、漫画や小説が原作では?と噂されていました。

また、好きな人のために心を差し出すという設定から、韓国ドラマのリメイクかとの予想もありました。

しかしドラマ「君が心をくれたから」に原作はなく、有名な純愛小説家の脚本による完全オリジナルドラマです。

完全オリジナルストーリーかつ人気恋愛小説家による構成ということで、胸を打つドラマになっています。

ドラマ「君が心をくれたから」の脚本家は誰?

ドラマ「君が心をくれたから」の脚本をつとめるのは、宇山佳佑さんです。

宇山佳佑さんは若者世代から「目が腫れるほど泣いた」と絶賛され、熱烈な支持を集める純愛小説家。

また、小説家の傍ら脚本家としても活躍されており、多数の人気作に携わっておられます。

「君が心をくれたから」は、数々の純愛小説をヒットさせて来られた宇山さんが、満を持して執筆する月9のオリジナル脚本です。

宇山佳佑さんの代表作品

  • 桜のような僕の恋人(2017年、集英社文庫)
  • この恋は世界でいちばん美しい雨(2018年、集英社)
  • 信長協奏曲 (2014年)
  • 今夜、ロマンス劇場で(2018年)

ドラマ「君が心をくれたから」 1話あらすじネタバレ

https://youtu.be/GRNmDVIpY6Q?feature=shared

高校生の雨(永野芽郁)は、陰キャで友達がいません

下校する雨が校舎を出ようとすると雨が降っていました。

傘を持っていない雨は困ってしまいます。

するとそこへ、学年が上の太陽(山田裕貴)が現れます。

太陽の持っていた折り畳みの赤い傘に入れてもらう雨

最初は太陽のことを少しうっとうしいと感じていた雨ですが、まっすぐな太陽の言動に雨はだんだんと惹かれていきます

太陽の実家は花火を作っています

昨年の花火大会で雨を見かけた太陽は、雨が笑っていないことが気になりました。

雨を笑顔にする花火を作ろうと決心した太陽は、父親に弟子入りを志願しました。

一方雨は、パティシエになる夢がありました

しかし自分に自信がない雨は、その夢をあきらめかけています。

太陽は雨に「君ならできる」と自信を持たせ、一緒に夢を叶えようと約束。

10年後の大晦日の花火大会で、一人前の花火師になっていると約束する太陽

雨も一人前のパティシエになることを約束し、2人は別れました。

10年が経ち、雨が久しぶりに長崎に戻ってきます。

祖母の家へ向かった雨でしたが、大晦日を待たずに東京へ戻ろうとします。

実はパティシエになるつもりで上京した雨でしたが、どの店でもうまくやっていくことができませんでした。

夢を叶えられなかった雨は、太陽に会う資格はないと、一人黙って東京へ戻ろうとします。

雨が東京へ戻ることを知った太陽が、急いで雨を探します。

久しぶりに再会した太陽と雨。

太陽は、夢を叶えられなかったのは雨だけではなく自分も同じだと伝えました。

赤い色が判別しずらい色覚障害があり、一人前の花火師にはなれなかったことを説明する太陽は、今度こそ夢を諦めずに太陽を笑顔にできる花火を作りたいと言います。

それを聞いた雨も、夢を諦めないことを決意しました。

再び夢を追いかける約束をした2人でしたが、その後太陽が赤信号に気付かず車にひかれてしまいます。

雨は太陽を助けてほしいと大声で叫びました。

すると男性が現れます。

彼はあの世の案内人で、もし太陽の命を助けてほしければ、雨の心を差し出すよう言います。

心を奪うということは、五感を奪うこと。3ヶ月かけて雨の五感を奪っていくと言うのです。

それでもいいのであれば、太陽を助けてもいいと言われ、雨は案内人の要求を飲みました。

こうして太陽の命は助かり、病院に運ばれた太陽は奇跡的に目を覚まします。

ドラマ「君が心をくれたから」 2話あらすじネタバレ

https://youtu.be/tnMPh6CmRd4?feature=shared

太陽の命と引き換えに五感を失うことになった雨。あと数時間後には味覚を失ってしまいます

雨はその前に色々な美味しいものを食べておこうと、食べ歩きに街へ繰り出しました。

一方入院している太陽に、妹がマカロンの差し入れをします。

マカロンには思い出のある太陽。

雨が東京の有名店の面接を受ける日、太陽は雨にマカロンをプレゼントしました

花には花言葉があるように、お菓子にもお菓子言葉があります。

マカロンのお菓子言葉は「あなたは特別な人」です。

太陽は雨に直接会ってマカロンを手渡した時、恥ずかしさのあまりお菓子言葉を伝えることができませんでした

お菓子言葉が気になった雨が、祖母に頼んでマカロンのお菓子言葉を調べてもらいます。

「あなたは特別な人」と知った雨は、その後面接を無事に合格しました。

雨は、東京で修業をしていた時のオーナーと長崎で再会を果たします

突然辞めてしまったことを謝る雨。

自分にはパティシエとしての才能はなかったのだと落ち込む雨に、オーナーが「君には才能がある。だから厳しく接したんだ」と言います

その言葉に雨は背中を押されたように、母親に会いに行く決心がつきました。

雨がパティシエになりたいと思ったのは、雨のスイーツを食べた母親が褒めてくれたからです。

祖母に頼んで母親に会いに行く雨は、母親が精神を病んでいることを知りました。

まだ会うべきではないと知った雨は、手作りしたマカロンを祖母に託し、母親に食べてもらいます。マカロンを食べた母親は涙を流し喜びました

一方昔の新聞を調べた太陽は、火事の原因が自分だったことを知ります

火事のせいで亡くなった母親。

自分が母親を殺したのだと深くショックを受けた太陽は、花火職人になる夢をあきらめかけます

しかし雨に簡単にあきらめるなと言われ、もう一度花火を作ることにした太陽。

雨の味覚が失われるまであと少しです。

雨はマカロンを作って太陽に食べてもらいます。「美味しい」と笑顔の太陽。

雨も食べてみますが、すでに味覚は失われているのでした。

ドラマ「君が心をくれたから」 3話あらすじネタバレ

https://youtu.be/vERpx5H3h1s?feature=shared

ついに最初の五感・味覚を失った雨でしたが、次に失うのは嗅覚だと分かり、視覚や聴覚に比べダメージが少なそうだと安堵しました。

時はランタン祭り。

10年前、雨は太陽に誘われて実行委員会に参加しました。

自分が提案した企画が認められ少しずつ自信を持ち始めた帰り道、クレープを食べながら歩く太陽と一緒に見た夕焼けは、雨にとって「今までで一番綺麗」に見えたと言います。

そんな日の記憶を、雨はふと散歩しながらすれ違ったカップルを見て思い出していました。

一方太陽は、父が便秘で運び込まれた病院で偶然雨の祖母である雪乃に会いました

そこで雪乃の命が僅かであることを知り、さらに雨の幸せを願う役割を雪乃から託されたことで、太陽は雨に告白することを決意。

ランタン祭り当日、雨は望月の紹介で結婚式場のアルバイトとして働いていました。そこで「匂い」の持つ力を知ることになります。

以前、町のカップルを見て自分の記憶を思い出したのは、カップルが食べていたクレープの匂いがきっかけでした。

匂いは思い出を呼び起こす扉の鍵であり、嗅覚を失うことはすなわち思い出を失うことだと知らされた雨

新郎新婦の誓いにあったような普通の生活は五感を失えば叶えられず、思い出も失ってしまうのがツラいと感じ、太陽と思い出を作ることを諦めランタン祭りの約束を破ろうとします。

しかし案内人の千秋に「絶対に忘れられない思い出がきっと作れる」と促された雨は、急いでランタン祭りへ。

太陽は、

  • 昔雨が「一番綺麗」と言った夕日が、目の障害のせいで共感できなかったことが悔しかったこと
  • もっと雨のことを何でも知りたいと思ったこと

などを伝え、人生で一番大好きだと告白しました。

しかし雨は、自分は太陽を幸せにできないという想いから、自分には他に好きな人が居ると嘘をつき告白を断りました

忘れたくない思い出を作るため。運命を頑張る糧として太陽から「好き」という言葉を貰うため。それだけのために告白を受けに行った雨。

1人で10年前に恋愛祈願した場所を通りがかります。

「好きな人の最愛の人になれますように」「手を繋ぎたい」という雨の願いは2つとも叶ったのに、「この初恋が叶えばきっと幸せ」だと思っていたのに、自らその幸せを手離すこととなり、悔しさに涙が溢れました。

そして過酷な運命に耐えられなくなった雨は、アルバイト後の辛そうな様子を心配して会いに来た望月に、思わず自分が五感を失っていくこととその恐怖を打ち明けたのです。

一方、案内人仲間の日下から「深入りするな」と釘を刺されていた千秋は、何とか雨が幸せになれる方法を探すと宣言します。

ドラマ「君が心をくれたから」 4話あらすじネタバレ

https://youtu.be/Cddc4AnO56U?feature=shared

太陽から告白される雨ですが、断ってしまいました

雨は望田に五感を失う病気だと話をして、すでに味覚は失われたことを伝えたのです。

太陽から告白されたが、迷惑を掛けないためにも好きではないと嘘をついたことも話す雨

雨に好意を寄せている望田は、複雑な表情で雨の話を聞いています。

翌日、雨に会いに太陽の妹・春陽がやってきました。

高校生の頃、雨に失礼なことを言ったことを春陽はとても後悔していました

高校生の頃、上京が決まっていた雨は、休日に太陽に買い物に付き合ってもらいます。

太陽はたまたま仕事の休みがとれたと言っていましたが、それは嘘で無理やり仕事を休んでいました。

太陽には花火職人になる夢があります。

その夢の邪魔をしないでほしいと高校生の時の春陽は雨に言ってしまいました。

自分のせいで太陽が花火職人になれないと思い、太陽への気持ちを伝えることをやめた雨。

当時のことを後悔している春陽は、もう一度チャンスをあげてほしいと雨に頼みます

春陽に頼まれた雨は、太陽とハウステンボスへ行くことにしました。しかし望田も一緒です。

太陽に嫌われるため、望田のことを好きなふりをする雨。

最後に観覧車に太陽と2人きりで乗った雨は、望田と付き合うことになったと嘘をつきます

太陽は顔を引きつらせながら「おめでとう」と言いました。

帰り道、雨と太陽はそれぞれ別々に帰ります。

雨は太陽からもらったマーガレットの花の香りを嗅ぎますが、すでに嗅覚は失われていました

この先、五感を失った雨は誰かの助けを借りなければ生きていけません。

五感のことを祖母に話そうと覚悟を決めた雨ですが、家の中で倒れた祖母を見つけ、慌てふためきます

ドラマ「君が心をくれたから」 5話あらすじネタバレ

https://youtu.be/uAZfRcNNdoo?feature=shared

次に、雨が奪われるのは「感触」

3週間後に感触をなくしてしまうのですが、足の感覚がなくなったときに立っていられるのかわかりません。

そこで、司に頼んで肢体不自由になったときに入る施設を見学に行きます

そこで生活する人たちを目の当たりにした雨。いまある自分の状態からはかけ離れた状態に、驚いてしまいます。

肢体不自由になるだけではなく、そのうち目も耳も聞こえなくなってしまうのですが、考えるだけでも苦しくなってしまいました。

そんな時に雨は祖母の癌を知ります

抗がん剤治療もしてこなかった祖母の余命は、わずか数週間~長くても2ヶ月

ずっと自分を支えてくれた祖母もいなくなってしまうとわかった雨はますます孤独に。

祖母は落ち込んでいく雨の様子に気づき、隠していることがないかと尋ねます

すると、雨は素直に五感をなくす病気だと打ち明けました

それを聞いた雨の祖母は死んでたまるものかと奮起します。しかし、病には勝てません。

いつ命が終わってしまうかと心配し、祖母は病室に訪ねてきた司にあることを頼みます。それは、太陽に雨の病気を打ち明けて、高校生の頃に渡せなかったラブレターを渡して欲しいということでした。

一度は諦めようとした太陽でしたが、司から受け取った雨からのラブレターを読み、雨に会いに行きます

雨ははじめ太陽を拒みますが、これから不幸になっていくことは明らかです。

いまを生きること、いま幸せを選ぶことにした雨。太陽にずっと好きでいて欲しいとお願いしたのです。

ドラマ「君が心をくれたから」 6話あらすじネタバレ

https://youtu.be/bH3XOCMmiJ0?si=-WiFeLRSmeDnvuIF

付き合い始めた雨と太陽は一緒に暮らすことに

太陽が作ってくれた朝食を嬉しそうにたべる雨ですが、味覚がないため味がよくわかりません。

そんな時、祖母の雪乃の容態が急変します。

最期の時を家で過ごしたいと言う雪乃。

雨は、太陽に手伝ってもらって雪乃を家に連れ帰ることにしました。

雪乃は太陽にあるお願いをします。それは雨の母・霞美を家に連れてくることでした。

太陽は霞美がいる病院へ向かい、霞美を雨と雪乃のいる家へ連れて行きます。

久しぶりに母親に会い、びっくりする雨。

雪乃は最初で最後の家族旅行をしようと言い、かつて夫からプロポーズされた場所へみんなで向かうことにしました。

雨は霞美のことをまだ許していません。しかし嫌いになろうとしてもなれなかったのだと話します

霞美は今度こそ雨の母親になることを固く誓います。

雪乃のおかげで仲直りができた雨と霞美

雪乃はボイスレコーダーに最後のメッセージを残してこの世を去ります

雪乃が亡くなった後、そのメッセージを聞いた雨は、祖母の優しい声に包まれました。

一方、太陽は望田から連絡を受けていました

雨の五感を失うのは病気ではない可能性があると話す望田。それを聞いた太陽は驚きます。

ドラマ「君が心をくれたから」 7話あらすじネタバレ

https://youtu.be/J5RvJxWWQGk?feature=shared

触覚を失うまであと35時間。「どうして私は生きていくんだろう」と、逢原雨(永野芽郁)は憂うのでした。

朝野太陽(山田裕貴)の職場に招かれ、父・陽平(遠藤憲一)、職人らとにぎやかに会食した雨。

太陽は3月の『桜まつり』に自分が作った花火を上げるのは難しいとダメ出しされていたこともあり、浮かぬ顔をしていました。

けれど、チャンスをあげて欲しいと雨に頼まれ、陽平は花火を審査に出すことを許します。

ところがもし通らないと次のハードルが上がると言われ、断ってしまう太陽。

目が見えるうちに太陽の花火が見たい雨は、五感のなくなることを話したくなりますが、太陽がきっと自分を責めるだろうと我慢するのでした。

翌朝、ついに触覚がなくなり、雨は階段から落ちてしまいます

頭から血を流しているのを見て太陽は病院に連れて行きますが、触覚がないのではと医者に言われ検査入院することに。

原因の分らない雨の状態を心配する太陽に、ついに雨は自分が背負った奇跡の話をします

事故に遭った太陽を救うため、自分の五感を差し出したという信じられない話。

突然現れた日下(斎藤工)、千秋(松本若菜)に戸惑いながら、奇跡が起こったことを受け入れていく太陽。

奇跡のために雨の夢や五感が奪われることを、ただ見守るしかないことに太陽は泣き崩れます

自分なんて救う価値はないと泣く太陽に、あなたは私を変えてくれた、この世界に必要なんだと雨は強く否定するのでした。

次に奪われると表示されたのは視覚。タイムリミットは『桜まつり』の当日、3月24日

「太陽の花火が見れたら何もいらない」という雨の言葉に、太陽は絶対に願いをかなえると約束するのでした。

ドラマ「君が心をくれたから」 8話あらすじネタバレ

https://youtu.be/yLpVK3OrDs4?feature=shared

自分の命を助けるため、五感を差し出した逢原雨(永野芽郁)を支えようと決めた朝野太陽(山田裕貴)。

桜まつりの後は花火師を辞め、24時間雨に寄り添おうと決めます

「今夜雨にプロポーズする」という報告に、父・陽平(遠藤憲一)、妹・春陽(出口夏希)は喜びますが、雨の五感はいずれすべて失われると聞き複雑な思いになるのでした。

約束のミサンガを望田司(白洲迅)に届けた時、太陽が雨の世話をするため花火師を辞めるつもりだと聞いた春陽。

煙火店をつぶす気か!と激しく怒りますが、「雨が一番大事」と太陽にきっぱり言われてしまいます。

プロポーズされて嬉しいものの、すぐ返事の出来ない雨

いつもクールな日下(斎藤工)から、受けることを勧められ驚きます。

母・霞美(真飛聖)から、そろそろ退院できそうだと電話が。

霞美はおずおずと、退院後一緒に暮らさないかと誘うのでした。

そこに春陽が訪ねてきます。

プロポーズされたかと聞かれ、笑顔になる雨ですが、春陽は断ってくれと言い出します。

太陽が雨のために花火師を辞めるつもりと聞いて雨はショックを受けますが、春陽はさらに、太陽の前から消えてくれというのでした。

その夜、雨はプロポーズを受けると返事をします

しかし2人で用意した婚姻届けは出さず、桜まつりが終わったら太陽の前から姿を消すつもりでした。それは花火師になるという太陽の夢を邪魔しないため。

雨は霞美に電話をし、一緒に暮らそう、でも長崎以外でと伝えます。

その頃、亡くなった妻・明日香の写真を陽平が実家から取り寄せ、やっと母の顔を見ることが出来た春陽。

写真に写っていた母親は、案内人・千秋だったのです。

ドラマ「君が心をくれたから」 9話あらすじネタバレ

https://youtu.be/csRCpPuUPi0?feature=shared

逢原雨(永野芽郁)は、五感を失った後に希望を見いだせずにいました。

あの世の案内人の日下(斎藤工)に五感を失えば自分を殺してほしいと頼む雨。日下はそれはできないと断ります

自分の過去を語り出す日下。

日下はかつて画家の女性と付き合っていました。

彼女が事故にあい、一生絵を描くことができないとわかった時にあの世の案内人が目の前に現れます

彼女の身代わりとなった日下は、彼女に捨てられ希望もなく人生を終えました。それを聞いた雨は絶望します。

その頃朝野太陽(山田裕貴)は、妹の春陽(出口夏希)から母親の写真を見せられ驚いていました。

千秋(松本若菜)が母親だと知った太陽は、千秋に対し、自分を生んでくれたことへの感謝と火事を起こしてしまったことへの謝罪をしました

千秋から家族団らんが見たいと言われた太陽は、鍋を作り父親の陽平(遠藤憲一)と春陽と一緒に食べることに。

雨が希望の灯を見いだせずにいることを千秋から聞いた太陽が、大量のキャンドルを買って帰ります。

視覚を失えば、次は聴覚も失ってしまう雨。

不安を抱える雨に太陽は医学と科学の力で何とかすると約束します。

自分が絶対にそばにいて支えると約束する太陽の言葉を信じる雨は、五感を失った後に太陽が誰かと幸せになるのを見届けたいと思います。

そのために生きることにした雨。

雨の言葉を聞いた日下は、画家だった彼女の絵が飾ってある美術館を訪れます。

美術館には日下との思い出の絵が飾られていました。

その絵を見て日下は少しだけ報われた気がしたのでした。

ドラマ「君が心をくれたから」 10話あらすじネタバレ

https://youtu.be/fpq6eIB6bCs?feature=shared

花火審査に合格し、さくら祭で雨に自分の花火を見せられると意気込む太陽。

しかし点火準備の最中、天候が悪化。強い風により機材の下敷きとなり、太陽は病院へ運ばれてしまいます。

一方雨は、視力を失う前に母との仲直りをしに、司の車で母の居る施設へ向かい無事和解を果たします。

あとは花火会場へ向かうだけのハズでした。

ところが道中では強風によりトラックが横転し大渋滞、大雨も降り始め、このままでは花火が中止になると諦めかけていました。

しかし病院で目を覚ました太陽は、「諦めない、必ず間に合わせるから会場へ来て欲しい」と雨に伝えます。

雨は太陽を信じて車を降り、触覚を失った身体で花火会場へ走ることに。

心配した司は、先日雨に「結婚しないで」等と言い距離を置いていた春陽に「後悔を残すべきではない」と連絡し、雨を支えるよう諭し、大雨の中傘を持った春陽はぶじ雨の元へ辿り着き「私が必ず連れていく」と2人で会場へ急ぎます。

太陽は花火を決行すべく雨を止ませてほしいと案内人に懇願しますが、策は無いと言われてしまいます。

見かねた千秋は、天との契約を破れば自分が「月明かりに溶けて消える」ことを利用し、自分が太陽の母親であると明言します。

すると雨は止み雲が切れ、美しい月が顔を出しました

会場で中止するか迷っていた朝野煙火一行も、太陽の想いを汲み打ち上げ準備を急ぎます。

太陽は千秋に涙ながらに謝罪しますが、千秋は「そんなことが聞きたいんじゃない」と明るく返し、太陽が最高の笑顔で「ありがとう」と伝えると「行きなさい」と太陽を穏やかな笑顔で見送り、姿を消しました。

太陽は雨の待つ会場へ急ぎ、春陽から雨を引き渡されます。

今か今かと打ち上げを待ち、視覚を失うタイムリミット寸前でようやく花火が始まりました。

しかし2発目に用意されているはずの太陽の花火がトラブルでなかなか上がりません。

焦る太陽に対し雨は「太陽が花火に込めた、これまでで一番大切な10秒間」について尋ねます。

太陽が語ったのは、学生時代、雨に初めて声を掛けたその時のこと。その時に差し出した母の形見の赤い傘を花火で表現したのだと伝えました。

いよいよタイムリミットまで残り数秒の所でようやく花火が上がり、太陽は花火を真っ直ぐに見つめ、花火師になる夢が叶ったこと、雨に無事自分の花火を見せられたことに感動・安堵していました。

花火が終わり雨の方を向くと、雨は「すごく綺麗だった」と話しながらも明後日の方向を向いていることに気付きます

ハッとして雨の腕時計を確認すると、太陽の花火が開く頃には視力を失っていたと解りました。

雨は太陽に花火が見られなかったことを悟られないよう、最後にこんな花火が見られて幸せだったなどと感想を太陽に告げますが、太陽は悔しさから思わず号泣してしまいます。

「なぜ泣いているの」と問われると、気丈に「花火を見て貰えた事が嬉しくて」と優しい嘘を返すのでした。

ドラマ「君が心をくれたから」 最終回(11話)あらすじネタバレ

https://youtu.be/tEiWItlZ_64?feature=shared

桜まつりの後、視覚を失った雨を背負い太陽が家へ戻ります。次に失うのは聴覚です。

聴覚を失うまであと一週間しかありません。雨は太陽と思い出の地を巡ることにします。

聴覚を失う日、雨は太陽と共に母校を訪ねることにしました。

高校で出会った二人。

雨は聴覚を失った後は自分のことを忘れてほしいとお願いします。

太陽はそんなことはできないと断りますが、すでに雨にはその言葉は届いてませんでした。

聴覚がなくなった雨を目の当たりにして太陽が打ちひしがれていると、あの世の案内人・日下(斎藤工)が現れます

雨が差し出した心を受け取るか受けたらないかの選択ができると言われ、太陽は心を雨に返すことに(=太陽が死亡)

ベッドの上で目を覚ました雨。

味覚も視覚も触覚もすべてが元の通りで混乱していると、望田が現れます。

望田は太陽が亡くなったことを伝え、それを聞いて驚く雨。

亡くなる直前、太陽は雨にメッセージを残していました

太陽は、雨からたくさん心をもらって幸せだったと感謝を伝えます。そして約束を必ず果たしてほしいと言う太陽。

パティシエになる夢を叶えた時には、天国から雨を降らせるので、思い出の傘をその時にはさしてほしいと、太陽はメッセージを残していました

その数年後、自分の店を持った雨

ふと外を見ると雨が降り出し、赤い傘をさします

【おわりに】「君が心をくれたから」の原作は漫画・小説・韓国ドラマ?脚本家は誰?まとめ

2024年1月~3月まで放送していたフジテレビ系列、月9ドラマ「君が心をくれたから」の原作、脚本家についてまとめました。

  • ドラマ「君が心をくれたから」に原作はない
  • 脚本家は宇山佳佑さん

漫画や小説、韓国ドラマなどの原作は一切なしのオリジナルドラマです。

純愛小説の名手である脚本家さんのオジリナルストーリー。

はたして雨と太陽は想いを遂げることができるのでしょうか?奇跡と引き換えの「心を差し出す」の意味とは?

ドラマ「君が心をくれたから」は、この冬一番泣ける感動間違いなしのハートフル作品です。

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