『ジャンプ+』で好評連載中の『彼方のアストラ』
ギャグ要素がふんだんに散りばめられていて、ただのギャグ漫画かと思いきや少しミステリー要素もあって、とても読みやすいです。
このページでは、これから『彼方のアストラ』を読もうと思っている方に向けて、見どころなどを簡単にまとめました。
ちなみに『ジャンプ+』のアプリで、1話と最新話が無料で読めますよ。

『彼方のアストラ』の基本情報
少年ジャンプ+ 連載中
コミック:既刊4巻(2017.12.1現在)
作者 :篠原健太
『SKET DANCE』でおなじみの篠原先生の新連載。
『彼方のアストラ』あらすじ
西暦2063年、ケアード高校の生徒9人は惑星キャンプの為、引率の教師達とともに惑星マクパに向かう。生徒のみで5日間過ごすというのがこの惑星キャンプの醍醐味。
束の間の宇宙旅行を楽しみ、惑星マクパに到着した生徒達はそこで謎の球体に遭遇する。
(出典:彼方のアストラ 1巻)
慌てて逃げる生徒達だったが、球体に触れた瞬間、その中に吸い込まれるように姿を消してしまった。
全員が球体に吸い込まれ、気がつくと宇宙空間に飛ばされていた。
運よく近くに宇宙船を見つけ、そこに逃げ込む生徒達。
あの球体は何だったのか、ここはどこなのかと推理すると、衝撃の事実が明らかになる。
今居る場所はキャンプ地から5千12光年離れた宇宙の彼方であった。惑星キャンプ1日目にして遭難してしまったのだ。
しかし、主人公カナタ・ホシジマを中心とする生徒達9人は力を合わせてキャンプ地まで帰る方法を探す。
おすすめポイント
読んでいてほっこりするSF漫画
(出典:彼方のアストラ 1巻)
ギャグもあって笑えるSF漫画になっています。楽しい漫画が読みたいなと思っていたときに読んだので、適度に笑えて良かったです。
主人公もストーリーも王道。
主人公のカナタ・ホシジマは元気で少し抜けているけれど、みんなをまとめるリーダー的存在。過去に暗い出来事を経験しているという定番の設定もあります。
最初はバラバラだった生徒達が、ある事件をきっかけに徐々に仲良くなって、力を合わせてピンチを切り抜けるというストーリー。
ジャンプっぽい少年漫画が読みたい人にはおすすめの作品。
終始ギャグを交えたほのぼのストーリーかと思っていたら、たまにミステリアスな展開やシリアスな展開もあってメリハリもあります。
子どもも安心して読める。
舞台が宇宙ということもあり、未知の生物や食べ物が出てくるし、知らない惑星を探検するというワクワク感も楽しめます。宇宙といっても本格的な感じではなくて、ゆるーい冒険物といった感じ。
ひとつ気になる事があるとすれば、主要キャラの人数が多くて名前が覚えきれない。
テンポの良いボケとつっこみ
(出典:彼方のアストラ 1巻)
ところどころ…というより結構頻繁にギャグ要素が散りばめられている。
こういうボケとつっこみの応酬がうざったくて嫌いという人もいるけれど、私は嫌いじゃないので面白く読ませてもらいました。
基本的にちょっと抜けてるキャラが多いのもあり、つっこみどころはたくさんあります。
そういうのもあって、この漫画は適度にゆるーく感じる。でもそのゆるさが良い。
まとめ
前回紹介した『ファイアパンチ』と同様、2016年に連載が始まったばかりなので、こちらも読み始めやすいです。ストーリー的には間逆の印象の漫画ですが、どちらも面白かったです。
個人的には王道が好きなので『彼方のアストラ』の方が好きです。