「このマンガがすごい!2015」にもノミネートされていた通称“まほよめ”
これから読もうと思っている方に向けて、見どころを簡単にまとめました。
『魔法使いの嫁』の基本情報
月刊コミックガーデン 連載中
コミック:既刊8巻(2017.12.1現在)
作者 :ヤマザキコレ
『魔法使いの嫁』あらすじ
舞台は現代のイギリス。
15歳の 羽鳥知世(チセ)は身寄りがなく、オークションの商品として出品されていた。
そのオークションで、魔法使いのエリアス・エインズワースに買われる。
チセは、“夜の愛し仔(スレイ・ベガ)”と呼ばれる体質で魔力を際限なく生産・吸収できる特殊な力をもつ。
それを知っていたエリアスはチセを弟子にする。そして、弟子であるとともに嫁にする予定だと告げる。
人外×少女の物語。
見どころ
幻想的な世界
(出典:魔法使いの嫁 4巻)
この漫画は、絵の雰囲気と物語の世界観が見事にマッチしている。
全体を通して、幻想的な描写が多い。
魔法・妖精・ドラゴンなど空想上の生物が多数登場するからかもしれないが、すごく不思議な雰囲気。
ストーリーが進むのもゆったりしていて、すごく静かだけど壮大な世界を感じることが出来、まるでおとぎ話を読んでいるような気持ちになる。
読んでいて、謎も多く、どういう風に話が進んでいくのか全く先が読めません。
ほほえましい2人
(出典:魔法使いの嫁 2巻)
チセとエリアスを見ているともどかしくもなり、ほほえましくもなる。
エリアスが紳士でもあり、ミステリアスでもあり、ときおり子供のような幼さも感じる。
感情がわからないエリアスがチセと共に過ごすことで色々な感情を抱くようになるのだが、そういうのを通して、少しずつ2人の距離が縮まっていく感じがいい。
信頼なのか恋愛なのか依存なのか…いまのところ2人の気持ちはわからないけど、この先どう変化していくのか楽しみ。思わず見守りたくなるような2人です。
まとめ
話題になっていたので、いまさらですが読んでみました。
初めて読んだ感想は、とても不思議な漫画という印象。
思いっきりファンタジーなんだけど、チセとエリアスの日常を描いているから、そんなにぶっとんだ世界の物語という感じでもないです。
きれいな描写で、読んでいてなんだか癒されるし、独特な世界観に引き込まれます。
読後は、暖かい気持ちや、優しい気持ちになる漫画。
ただ、個人的にはアクションとかバトルものみたいな、ハラハラワクワクするような漫画が好きなので、少し物足りない感じがしました。