劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」で「寝た子を起こすな」という黒羽盗一の置いたカードが出てきました。
「寝た子を起こすな」とはどういう意味があったのか?と思った方もいるのではないでしょうか?
このページでは、劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」で黒羽盗一が置いたカード「寝た子を起こすな」の意味を考察していきます。
【名探偵コナン100万ドルの五稜星】黒羽盗一のカード「寝た子を起こすな」の意味は?
「寝た子を起こすな」の意味として考えられるのは、以下の2つです。
- 「宝はそのままにした方がいい」という意味
- 黒羽盗一から怪盗キッド(黒羽快斗)へのメッセージ
1:「宝はそのままにした方がいい」という意味
「寝た子を起こすな」の意味で真っ先に考えられるのは、「(もう使えないなら)宝のはそのままにした方がいい」という意味です。
「寝た子を起こす」ということわざがあり、その意味は「余計なことをするな」。
「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」で登場したお宝の正体は昔使われていた暗号機でしたが、現代ではもう使い物にならない代物でした。
使えないのであれば、お宝はそのままにしておいた方がいい(わざわざ盗まなくていい)という黒羽盗一からのメッセージが込められていると思います。
映画の中で怪盗キッド(快斗)も「ある男がお宝を盗まなかった理由を知りたい」といった意味合いのことを言っていたので、キッドの疑問への答えにもなっています。
ノベライズ版にも以下のように記載があったので、「宝はそのままにした方がいい」というような意味合いで間違いないかと思います。
(見つけたけど、盗らなかったんだよな、親父…)
キッドは、父、黒羽盗一のメッセージを胸に深く受け止めた。
引用:名探偵コナン100万ドルの五稜星 小学館ジュニア文庫 P250
2:黒羽盗一から怪盗キッド(黒羽快斗)へのメッセージ
ネット上では、「自分(黒羽盗一)は自ら身を隠しているから探すな」という快斗へのメッセージだという考察もありました。
ただ、快斗は父・盗一が亡くなっていると思っているので、上記のメッセージだと少し矛盾が生じるかなと思います。
もしかしたら、制作陣としては両方の意味にとれるようにした可能性もありますが、個人的には「宝はそのままにした方がいい」という意味だと思っています。
まとめ
劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」で黒羽盗一が置いたカード「寝た子を起こすな」の意味は何なのか考察も含めてまとめました。
- 「宝はそのままにした方がいい」という意味
- 黒羽盗一から怪盗キッド(黒羽快斗)へのメッセージ
というように2つのメッセージが考えられると記事内でまとめましたが、個人的には前者(宝はそのままにした方がいい)の意味ではないかと思っています。
見る人によっていろいろ考察できる演出があると、SNSでも盛り上がりますし楽しみが増えますね。
「寝た子を起こすな」の意味を調べたうえで、もう一度見るという楽しみ方もできますのでぜひ!