親愛なる僕へ殺意をこめてLLの正体と真犯人・黒幕は誰?LL事件の真相は?

「親愛なる僕へ殺意をこめて真犯人の正体は?LL事件の真相をネタバレ」のアイキャッチ画像

2022年10月~11月までドラマが放送していた「親愛なる僕へ殺意をこめて」。

手っ取り早く、真犯人や事件の真相を知りたいという方もいるかと思います。

このページでは、「親愛なる僕へ殺意をこめて」LLの正体とLL事件の真相(真犯人の正体・黒幕)をネタバレありでまとめました。

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【結論】親愛なる僕へ殺意をこめて 殺人鬼LLの正体は八野衣真(はちのい まこと)ではない

「親愛なる僕へ殺意をこめて」の物語序盤から、主人公・浦島エイジの父である八野衣真(はちのい まこと)は殺人鬼LLと言われていましたが、殺人鬼LLの正体は八野衣 真ではありません

つまり、浦島エイジの父・八野衣真は冤罪

八野衣真がLL事件と関係ないとすると、新たに2つの疑問が浮かび上がってきます。

  • 殺人鬼LL(真犯人)の正体は誰なのか?
  • LL事件の真相は?

ということです。

親愛なる僕へ殺意をこめて 殺人鬼LL(真犯人)の正体は?

まず、殺人鬼LLの正体は、浦島エイジの育ての親・浦島亀一(遠藤憲一)です。

殺害の動機は、感覚麻痺

浦島亀一には感覚(痛覚)がありませんでした。

そんな浦島亀一が唯一、痛みを感じられたのが「人を拷問しているとき」だったのです。

しかし、殺しを重ねた浦島亀一は人を殺すことにも飽きてしまい、次に考えた遊びが「殺人鬼LL」という嘘の物語を広めること

そして浦島亀一のくだらない遊びのターゲットにされたのが、エイジの父・八野衣真でした。

LL事件は、浦島亀一が仕組んだ事件だったのです。

京花を刺したのはLLではなく浦島エイジの義姉・浦島乙

「親愛なる僕へ殺意をこめて」第6話にて、京花が「私を刺したのはLL」と言っていましたが、京花を刺した犯人の正体はLLではなく、浦島エイジの姉・浦島乙です。

乙が京花を刺した動機は、エイジの大切な存在(京花)を自分の手で壊し復讐ようと思っていたから

浦島乙は幼い頃、B一によって人生を壊されていました。

浦島乙が引きこもりになったのも、幼い頃のB一の行動(脅し)が原因です。

B一(エイジ)が暮らしていた施設を訪れた浦島亀一と乙。

そのときのB一は既にLL事件の犯人への復讐を考えており、紙いっぱいに「復讐」という文字を書き連ねたりしていました。

その紙を偶然見てしまった乙。

その後、浦島家の養子になったB一が、乙の持っている人形をメッタ刺しにする事件が起きます

人形を見た乙はショックを受けますが、その際B一に脅されたのです。

乙の様子が変わったことに両親が気づくようなら、両親を人形と同じ目にあわせるという意味合いのことを伝えたB一。

音は恐ろしくなり、それ以来、心が壊れてしまった乙は引きこもるようになったのです。

【LL事件の真相】黒幕・浦島亀一が仕組んだ事件

浦島亀一は自身が犯した殺人の罪をエイジの父・八野衣真になすりつけ、世間的に八野衣真を連続殺人犯としてでっちあげました。それが「LL事件」と呼ばれている事件です。

浦島亀一は、八野衣真の保護司という立場でしたが、LL事件ではその保護司という立場を利用しました。

浦島亀一のもとで、親のDVなど家庭環境に問題があり家に居場所がない子たちを安全な場所に逃がす手伝いをしていた八野衣真。

しかし実際には、逃がしたはずの女の子を浦島亀一が拷問して殺害していたのです。

気づいた時には八野衣真が犯人に仕立て上げられており、浦島亀一はそれを楽しんでいました

八野衣真は浦島亀一のことをすっかり信じており、最後まで浦島亀一のことを疑わなかったのです。

世間的には、殺人鬼LLとされている八野衣真が焼身自殺したことにより事件は終わったかのように見えましたが、実はさらに隠された真相があります(次で詳しく説明)。

八野衣真(はちのい まこと)を殺害した真犯人の正体は猿渡警視

八野衣真(はちのい まこと)を殺害した真犯人の正体は猿渡敬三警視(髙嶋政宏)です。

殺害の動機は、部下・桃井薫刑事の立場を守るためと、八野衣真の抵抗に対して頭に血がのぼったこと

実は、桃井刑事は少し前から殺人犯LLに脅迫されていました

桃井のもとに、隠し撮りをした写真と脅迫文が郵便で送られてきていたのですが、その郵便は浦島亀一が殺人鬼LLの名前を語って送ったもの。

「殺人鬼LL=八野衣真」だと思っていた猿渡警視は、桃井のスキャンダルをもみ消すために警察が捜査する前に単独で八野衣真のもとへ向かいました。

自身の無実を証明するために必死で抵抗する八野衣真でしたが、もみ合いの末、頭に血が上った猿渡警視によって窒息死させられます

その後、証拠隠滅のため屋敷に火をつけた猿渡警視

しかし、猿渡警視の部下であり相棒の桃井は、猿渡の様子に違和感を感じました。

桃井は、猿渡警視の袖口に付着した血痕と、燃えた屋敷で見つかった写真の血痕を内緒でDNA鑑定。そのDNA鑑定の結果を見てすべてを悟ったのです。

しかし15年間、そのことは口外しませんでした。

八野衣真は何も知らないまま浦島亀一によって犯人に仕立て上げられ、何も知らないまま猿渡警視に殺害されてしまったのです。

そして浦島エイジ(B一)が冤罪を証明するまで、八野衣真は自身の死後15年間、無実の罪をかぶっていたのです。

【おわりに】親愛なる僕へ殺意をこめて真犯人の正体は?LL事件の真相をネタバレ

「親愛なる僕へ殺意をこめて」で物語の根幹に関わる、真犯人の正体やLL事件についてまとめました。

  • 八野衣真は殺人鬼LLではない(冤罪)
  • 殺人鬼LL(真犯人)の正体は浦島亀一
  • 京花を刺したのはLLではなく、エイジの義姉・浦島乙
  • LL事件をでっち上げたのも浦島亀一
  • 八野衣真を殺害したのは猿渡敬三警視

「親愛なる僕へ殺意をこめて」はドラマ版キャストが発表されており、原作漫画を読んだことがある方なら「あの人がこの役を…」と思った方も多いのではないでしょうか。

なかなかハードな描写が多い「親愛なる僕へ殺意をこめて」をどのように実写化していくのか、漫画が面白かっただけにドラマのストーリー展開がどう描かれるのか注目されていました。

「親愛なる僕へ殺意をこめて」にはLL事件とは別に畑葉子(原作だと畑中葉子)殺害事件もあります。

畑葉子の殺害事件の犯人はこちらの記事で詳しくまとめていますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

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