漫画「noicomi鬼の花嫁」は、電子少女マンガ雑誌で連載されていたクレハ先生の大人気小説を、待望のコミカライズした作品です。
漫画「noicomi鬼の花嫁」では、女性なら誰もが夢見るシンデレラストーリーを、「和風」「妖怪」「学園もの」といった様々な新要素を加えて描かれています。
1巻から下克上ラブストーリーならではの展開が満載で、非常にテンポのいい作品なのも魅力の1つになっています。
原作小説が大人気作品だったため、漫画のほうのネタバレについて気になっている方も多いようです。
この記事では、漫画版の「noicomi鬼の花嫁」第1巻のネタバレを紹介します。
漫画「noicomi鬼の花嫁」 1巻のあらすじ・内容ネタバレ
世界大戦によって大きな被害を被った日本国。
廃退しかけた国の立て直しに大きく貢献したのは、これまで人間にまぎれて日陰の中を生きてきた“あやかし”達の存在でした。
人間よりも容姿端麗で、あらゆる能力に秀でているあやかしの家系。
彼らは次第に、日本の経済や事業を支えるのに必要不可欠な存在となっていきます。
そして現在、あやかしの存在は人間よりも上位かつ高貴な存在として敬われるようになっていました。
そんなあやかしたちは、どういうわけか花嫁を人間の中選ぶことがあります。
あやかし達にとって花嫁とは、力の源にもなる唯一無二の存在であり、絶対的な愛を注ぎ込むべき存在でもありました。
花嫁に選ばれた娘の家系には、半永久的に富と反映が約束されたも同然です。
いつしか人間たちは、あやかしの花嫁に選ばれることをこの上ない幸福だと認識するようになっていきます。
主人公の柚子は、そんな誉れある花嫁に選ばれた妹を持つ少女でした。
妹の花梨は妖狐の花嫁に見染められ、与えうる限りの愛情を注ぎ込まれて育ちます。
しかしその一方で、姉の柚子は妹の召使いのような生活を強いられていました。
というのも、両親は妹の花梨には愛情と金を惜しみなくつぎ込んでいましたが、一方では姉の柚子を虐げていたのです。
柚子に小遣いもあげなければ誕生日を祝うことすらせず、姉妹に対して明らかに態度を変えている両親の存在は、柚子に精神的なダメージを与え続けていました。
そんな惨めな生活に耐えられなくなった柚子は、ある日、家を飛び出します。
しかしその先で出会ったのは、なんと、あやかしの中でも最上位の存在であるとされる“鬼のあやかし”でした。
柚子は鬼のあやかしに見染められ、訳も分からぬまま花嫁として連れて行かれてしまいます。
そして柚子はその先で、今まで味わったことがないような最上級の愛情を注がれる“鬼の花嫁”として、新たな人生をスタートさせることになるのでした。
漫画「noicomi鬼の花嫁」 1巻のネタバレ感想
本作を一言で表すなら、“和製シンデレラストーリー”という言葉が一番しっくりきます。
虐げられて惨めな生活を送っていた主人公の柚子は本当に幸の薄い少女でした。
そんな彼女が“あやかし”という皇子様的存在に見染められることによって、華やかな生活へと足を踏み入れていきます。
そして、学生という身分でありながら、あやかしの花嫁として選ばれ、溺愛されていく少女たち。
あやかしという、どこか危険さを匂わせるような男性達に、若い女性たちが娶られていくというシチュエーションは、なかなかに刺激的な設定です。
さらに特徴的な魅力としては、主人公カップルの鬼以外にも、妖狐や猫又といった誰もが知るお馴染みのあやかし達が、超美男子として登場するという点です。
感覚的にはあやかしの擬人化を楽しむことができるので、美男子キャラが好きな女性読者にとってはツボにはまるシーンが多く、作品をより楽しむことができます。
主人公の柚子の妹は、学生のうちからすでに妖狐の花嫁として選ばれており、まわりからチヤホヤされて育ってきました。
そのため性格も横暴で、姉の柚子のことをまるで召使いのように扱っています。
そんな柚子を差し置いて、あやかしの中で最上級の存在である“鬼の花嫁”として選ばれてしまった柚子。
まさに人生逆転劇!これまで柚子を虐げてきた人々が、今度は返り討ちに遭う展開が予想できます。
スカっとするラブストーリーが読みたい方にとっては、うってつけの作品です。
まとめ
漫画「noicomi鬼の花嫁」第1巻のネタバレを紹介しました。
本作は主人公の柚子が、訳も分からないまま美男子から愛情を注がれて幸せを享受していくという、夢物語のようなストーリー設定になっています。
読んだら幸せな気分になれることは間違いなしです。
積極的な男性や、刺激的なラブストーリーが好きな方にとっては必見のシーンがふんだんに盛り込まれていますので、ぜひ漫画を購入して絵付きで作品を楽しんでみてください。