メイドインアビスで探窟家が上昇負荷を受けながら、地上になぜ戻れるのか?
上昇負荷の正体と回避方法はあるのかなど、メイドインアビスでなぜ戻れるのか、無事に戻れる方法なども調べてみました。
こちらの記事では
- メイドインアビスの深界からなぜ戻れる?上昇負荷を回避?
- メイドインアビスの深界から戻る際にかかる上昇負荷の正体
- メイドインアビスの呪いは階層ごとに異なる
- メイドインアビスの深界六層から戻れた人・戻れなかった人
- メイドインアビスの上昇負荷を回避して深界から戻れる方法
などをまとめております。
結論は、メイドインアビスで上昇負荷を回避する事は不可能で、心身ともに犠牲をはらいながら地上に戻れる探窟家と命を落としてしまう探窟家がいるのです。
メイドインアビス|なぜ戻れる?上昇負荷を回避すれば問題ない?
メイドインアビスで深界に潜ると必ず上昇負荷を受け、回避することは基本的にはできないとされています。
深界が深くなればなるほどに強い上昇負荷がかけられており、地上に戻る事が困難になる仕組みになっているのです。
探窟家達は深界に潜り地上に戻る時に必ず身体に上昇負荷を受け、回避することが出来ず命を落としてしまう探窟家もいます。
戻れるのは上昇負荷に耐えられた探窟家のみで、心身ともに様々な犠牲をはらいながら命がけで地上に戻るのです。
メイドインアビス|深界から戻る際にかかる上昇負荷の正体は呪い
メイドインアビスで深界から地上に戻る時に起こる上昇負荷の、様々な身体への影響の正体は「アビスの呪い」である事が分かっています。
人間には見えない「力場」があり、探窟家は上昇の際に力場に力を加えてしまう事で呪いは発動してしまうのです。
目に見えない力場は薄い巨大な膜のように何重にもアビスを漂っており、重なった力場を潜って探窟家は深界に向かいます。
上昇時は逆さトゲの様な薄い膜の力場を破いてしまうと上昇負荷の呪いが発動するので心身に負荷がかからぬ様に地上に戻るのです。
メイドインアビス|呪いは階層ごとに異なる【上昇負荷一覧】
メイドインアビスの階層は七層あり、階層によって上昇負荷による呪いの正体が異なります。
- 深界一層からの上昇負荷
- 深界二層からの上昇負荷
- 深界三層からの上昇負荷
- 深界四層からの上昇負荷
- 深界五層からの上昇負荷
- 深界六層からの上昇負荷
- 深界七層からの上昇負荷
それでは順番に見ていきましょう。
深界一層からの上昇負荷
深界一層の上昇負荷による呪いの正体は、軽いめまいと吐き気とされています。
深界一層は深さ0~1350mの範囲となり、アビスの淵とよばれています。
リコは探窟家見習いの赤笛で深界一層での探窟が許可されており、探窟家は上昇負荷に体を慣らし探窟範囲を深めていくのです。
深界二層からの上昇負荷
深界二層の上昇負荷による呪いの正体は、重い吐き気、頭痛、末端の痺れとされています。
深界二層は深さ1350~2600mの範囲となり、誘いの森やシーカーキャンプと呼ばれる監視基地があります。
白笛のオーゼンや蒼笛のマルルクが待つシーカーキャンプの入り口が昇降機となっていて、リコは昇降機による上昇負荷で吐き気をもよおしていました。
深界三層からの上昇負荷
深界三層の上昇負荷による呪いの正体は、重い吐き気、頭痛、末端の痺れ、平衡感覚の異常、幻覚や幻聴とされています。
深界三層は深さ2600~7000mの範囲となり、大断層と呼ばれる垂直の岩壁が続く地形が特徴的です。
鳥類の様な原生生物ナキカバネにリコが捕まり上昇負荷を受けた時に、リコは耐え切れず気絶してしまいました。
深界四層からの上昇負荷
深界四層の上昇負荷による呪いの正体は、全身に激痛、穴という穴から出血とされています。
深界四層は深さ7000~12000mの範囲となり、巨人の盃と呼ばれる蒸気に包まれた空間が広がります。
毒針を飛ばすタマウガチから逃げる為にレグと上昇したリコが上昇負荷により、大量の血を流し瀕死に陥りました。
深界五層からの上昇負荷
深界五層の上昇負荷による呪いの正体は、全感覚の喪失、それに伴う意識混濁や自傷行為とされています。
深界五層は深さ12000~13000mの範囲となり、なきがらの海やボンドルドの拠点イドフロントがあります。
リコはイドフロント内の階段を数歩上がって上昇負荷を受けてしまい、意識混濁し倒れこんでしまいました。
深界六層からの上昇負荷
深界六層の上昇負荷による呪いの正体は、人間性の喪失もしくは死に至るとされています。
深界六層は深さ13000~15500mの範囲となり、還らずの都と呼ばれラストダイブ(絶界行)「絶対に人間として戻れない世界に行く」という意味が込められているのです。
上昇負荷を耐え抜いたとしても、人間の姿には戻れず人間性を喪失して成れ果てとなってしまう、もしくは耐え切れずに死に至ります。
深界七層からの上昇負荷
深界七層の上昇負荷による呪いの正体は、確実な死とされています。
深界七層は深さ15500m以上の範囲となり、奈落の底と呼ばれており死に至る事は免れない呪いがかけられているのです。
今の所はどのように死を迎えるのかは謎のままになっています。
メイドインアビス|深界六層から戻れた人・戻れなかった人
メイドインアビスで命に関わる深界六層に潜った探窟家で戻れた人と戻れなかった人を調査しました。
- アビスから戻れた人
- アビスから戻れなかった人(ラストダイブ含む)
それでは順番に見ていきましょう。
アビスから戻れた人
メイドインアビスで深界六層に潜った探窟家で戻れた人は、レグ、ボンドルドの2名になります。
レグは一層でリコと出会いましたが、記憶を失っており人間ではなくロボットである事から正体不明の特級遺物という扱いです。
レグが記憶を失う前にはリコの母ライザと深界七層で出会っている事からレグは深界七層から上昇負荷を受ける事無く地上に戻れています。
ボンドルドは自身が実験で完成させたカートリッジという箱を使って六層から上昇負荷を受ける事無く五層のイドフロントに戻りました。
アビスから戻れなかった人(ラストダイブ含む)
メイドインアビスで深界六層に潜った探窟家で戻れなかった人は、リコ、レグ、ナナチ、ライザの4名がラストダイブしています。
ストーリーが進み、4名の他に届け出を出さずにラストダイブしている白笛の探窟家が数名存在する事実も分かってきています。
リコの母ライザがラストダイブしたのはリコとレグが冒険に出る10年前の事で、生存確認も謎となっているのです。
リコは手紙を信じて母ライザに会う為に奈落の底への旅を始め、現在もリコ、レグ、ナナチが最下層で旅の途中です。
これからのストーリー展開で母ライザと出会いリコ、レグ、ナナチが地上に戻るのかどうかの展開が気になります。
メイドインアビス|上昇負荷を回避して深界から戻れる方法はある?
メイドインアビスで、上昇負荷を回避して戻れる方法は今までで3つ知られています。
- カートリッジで上昇負荷を誰かに肩代わりさせ回避
- アビスの遺物で上昇負荷を回避
- 上昇負荷を受けないナナチの力を借りて回避
それでは順番に見ていきましょう。
カートリッジで上昇負荷を誰かに肩代わりさせ回避
メイドインアビスで上昇負荷を回避して戻れる方法の1つ目は、人体実験でボンドルドが作ったカートリッジがあれば回避することができるのです。
ボンドルドは自分が深界六層から五層のイドフロントに戻る時に自分への上昇負荷の呪いをカートリッジに肩代わりさせて戻っていた事が判明しています。
ボンドルドの人体実験では白笛の材料であるユアワースや上昇負荷に対する人体への影響などがあり、研究の中で呪いを肩代わりさせるカートリッジを作りました。
カートリッジとは人間が肉や骨をそぎ取られ数日間生存できる内臓部位だけを詰め込んだ箱という恐ろしい設定です。
アビスの遺物で上昇負荷を回避
メイドインアビスで上昇負荷を回避して戻れる方法の2つ目は、アビスの遺物「呪い除けの籠」で回避することが出来ると思われていました。
「呪い除けの籠」に死産だったリコを入れた所、蘇った為に呪いを回避すると考えられていた事が間違いだったのです。
リコが蘇った後にオーゼンが晩飯の肉片を入れた所、食材は蘇り動き出しのちに動かなくなったと話し「蘇る」のではなく「動き出す」のではないかと話しています。
オーゼンは「籠の中でも呪いを受ける」と続けた後に「おまえはいつまで動くんだろうね」とリコに恐怖を与えていました。
上昇負荷を受けないナナチの力を借りて回避
メイドインアビスで上昇負荷を回避して戻れる方法の3つ目は、力場を見る事ができるナナチと一緒だと回避することが出来るのです。
力場を見る事ができるのはナナチと原生生物で、人間の動きや感情の変化で力場の動きを読み取る力があるので危険察知能力が高いとされています。
ボンドルドが行っていた深界6層の上昇負荷に対する人体実験を受けた過去がナナチにはあります。
人間だったナナチは親友ミーティーが2人分の呪いを引き受けた事で祝福を受け、成れ果ての姿に変わりながらも人間性を保ったまま力場を見る力も授かりました。
【おわりに】メイドインアビスなぜ戻れる?上昇負荷を回避して深界から戻る方法とは?まとめ
メイドインアビスで深界に潜った探窟家がなぜ戻れるのか、上昇負荷の正体と回避方法についてまとめてみました。
- 上昇負荷を受け、体調を崩すことを回避することは基本的にはできない
- 上昇時は逆さトゲの様な薄い膜の力場を破いてしまうと上昇負荷の呪いが発動
- 深界六層の上昇負荷による呪いの正体は、人間性の喪失もしくは死に至る
- 深界六層に潜った探窟家で戻れた人は、レグ、ボンドルドの2名
- 力場を見る事ができるナナチと一緒だと回避することが出来る
メイドインアビスの上昇負荷の正体が呪いであり、呪いを受けた探窟家がなぜ戻れるのか不思議でした。
回避方法に非人道的な方法を使うボンドルドや、悲しい過去を持つナナチの祝福の力など、メイドインアビスの興味深い設定が人気のひとつではないかと感じます。
漫画は最界層までストーリーが進んでいますので、これからの展開と伏線回収がさらに気になる作品となっています。