今井大輔先生が描く漫画「恋と地獄」。
複数のキャラクターの男女の関係を描いた作品で、愛憎うずまくドロドロ系の恋愛漫画となっています。
「恋と地獄」6巻までは、シホの物語が描かれていました。
続きとなる7巻では、シホの夫の不倫相手(ネネ)視点でのお話です。
なぜ、シホの夫の不倫相手(ネネ)が不倫に走ってしまったのかが明らかになります。
このページでは、そんな「恋と地獄」7巻の内容・感想をネタバレありでまとめました。
4巻~6巻のネタバレを含みますので、未読の方は注意してください。
注意
当サイトではすべての内容を詳しくネタバレしているわけではありません。
作品を購入するきっかけになるような記事作成を目指しております。
漫画「恋と地獄」 7巻のあらすじ・内容ネタバレ
恋と地獄7巻では、シホとマサトの話がネネ視点で描かれています。
シホの夫・マサトと不倫関係にあったネネ。
しかし、単純にネネはマサトのことが好きで不倫していたわけではなかったのです。
ネネには久野(くの)という恋人がいました。
都会に出てきたばかりのコンプレックスのかたまりだったネネのことを「かわいい」とほめてくれたのが、大学のゼミで出会った久野。
久野は会うたびにネネに「かわいい」と言ってくれました。
「かわいい」と言われるのが嬉しかったネネは久野のことを好きになり、やがて付き合うように。
しかし、交際は順調ではなく、次第に久野と会える回数も、「かわいい」と言ってくれる回数も減っていきました。
そんな状況にさみしさを感じていたネネ。
マサトは、ネネの職場の指導係でした。
さみしい思いをしていたネネに、マサトは「かわいい」と言ってくれたのです。
久しぶりに「かわいい」と言われたネネは、そのままさみしさを埋めるようにマサトと不倫関係に。
6巻でマサトの妻・シホが、ネネのもとを訪ねた話が描かれていましたが、その後ネネは「不倫がバレた」と怯えていたのです。
ネネの家のチャイムがなり、またシホが訪ねてきたのでは?と怖くなったネネ。
しかし、訪ねてきたのはネネの恋人の久野でした。
予想外の久野の訪問に喜ぶネネでしたが、ネネの様子がおかしいことに久野は気づきます。
何があったのか尋ねた久野。
ネネは不倫のことを打ち明けると久野に嫌われるのではないかと考え、とっさにストーカーが来たと嘘をついてしまいます。
後ろめたさを感じたネネは、自分が不倫していたことを隠したのです。
その夜、「また明日くる」と告げてネネの家を後にした久野。
翌日、チャイムが鳴ってネネが玄関の扉を開けるとそこにいたのは久野ではなく…。
漫画「恋と地獄」 7巻のネタバレ感想
「恋と地獄」7巻は、マサトと不倫していたネネ視点で物語が描かれていたので、ネネがなぜ不倫していたのか明らかになりました。
さみしさから不倫に走ってしまったネネ。
ネネのさみしい気持ちは理解できますが、結局久野の気持ちを考えずに自分のさみしさを埋めるためだけに不倫をしたネネの責任は重いです。
不倫だけにとどまらず、自分を守るために嘘までついたのでバレたときに捨てられる可能性は高いのではないでしょうか。
ここで気になるのが、久野がなかなかネネに会えなくなってしまった理由ですね。
気持ちが冷めたとかではなく単に忙しかっただけと思いたいですが、「恋と地獄」の展開を考えると、他に浮気相手がいる可能性もゼロではなさそうです。
会えなくなっただけでなく、「かわいい」と言ってくれる回数も減ったことが、気持ちが離れてしまっている証拠では?と勘ぐってしまいますね。
やはり男女の関係を描いたドロドロの話は、続きが気になって仕方ないです!
まとめ
漫画「恋と地獄」7巻の内容と感想をネタバレありでまとめました。
- 7巻はマサトと不倫をしていたネネ視点で話が進む
- ネネには久野(くの)という恋人がいる
- 恋人と会えない・かわいいと言ってくれないことにさみしさを感じて不倫をした
- ネネは不倫相手(マサト)ではなく久野が好き
- 久野に不倫のことを隠して嘘をついた
というのが7巻のおおまかな内容です。
次の8巻で、もしかしたら久野視点で物語が進むのではないかと、少し期待しています。
ネネと久野の間にもなにかしら事情がありそうです。