2020年の10月からアニメが放送され、注目されている呪術廻戦。
劇場版の公開後、さらに勢いを増しています。
劇場版が公開されたことで、五条悟と夏油傑はただならぬ関係であることが発覚しました。
原作を読んでいる方はもう知っているでしょうが、そうでない方は五条悟と夏油傑の関係が気になるところではないでしょうか。
このページでは
- 過去編は原作コミックスの何巻何話に掲載されているか?
- 五条悟と夏油傑の過去
- 2人の関係性
についてまとめました。
「呪術廻戦」8巻・9巻の内容を含みますので、ネタバレを含みますのでご注意ください。
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五条悟と夏油傑の過去編は原作漫画の何巻何話か?
五条悟と夏油傑の過去編は、「呪術廻戦」原作コミックスの8巻65話~9巻79話までです。
前置きなく過去編に入るので、最低限0巻の内容(映画)を見ていれば話は理解できるでしょう。
おすすめの読む順番は「8巻→9巻→0巻」ですが、「0巻→8巻→9巻」でも大丈夫です。
【呪術廻戦】五条悟と夏油傑の過去編をネタバレ
ここからは五条悟と夏油傑の過去について掘り下げていきます。
問題児とは言われつつも、自他ともに最強だと認められている2人。
過去に何があって別々の道を歩むことになったのか、見てみましょう。
五条悟と夏油傑に任されたのは星漿体(せいしょうたい)・天内理子の護衛任務
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過去編で起きた出来事、すべての始まりは星漿体である天内理子の護衛任務がきっかけです。
星漿体というのは、不死の術式を持つ天元の「器」こと。
天元は「不死」ではあるものの「不老」ではありません。
500年に1度、天元と適合する人間(星漿体)と同化して、肉体の情報を書き換える必要があります。
星漿体である天内理子は、
- 天元を利用しようとする呪詛師
- 天元を崇拝する宗教団体
から命を狙われていました。
そのため、天内理子が無事に天元と同化できるよう五条悟と夏油傑に護衛依頼が来たのです。
高専結界内で伏黒甚爾から攻撃を受ける
天内理子の護衛中、天内に懸賞金が掛けられたのは予定外でした。
懸賞金を狙う輩からも命を狙われることとなりましたが、何とか高専にたどり着いた五条悟、夏油傑、天内理子、黒井美里(天内のお付き)。
高専の結界内に入ったので襲われることはないはずでした。
天内護衛中、寝ずに無下限を張っていた五条も術式を解きます。
その瞬間、高専の結界内に侵入した伏黒甚爾に、五条はみぞおちを刀で刺されてしまいました。
高専の結界の内側へは部外者は入れないようになっているのですが、伏黒甚爾は呪力を一切持たない天与呪縛のフィジカルギフテッド。
結界など物ともしないのです。
みぞおちを刺された五条ですが、内臓を避けた後、呪力を強化していたので、本人曰く「ニットの穴に安全ピンを通した程度」だそう。
全く問題ない五条は、一人残って伏黒甚爾の相手をし、夏油達を天元の元へ向かわせます。
天内理子殺害と五条悟の覚醒
五条悟が伏黒甚爾の相手をしている間、夏油傑たちは天元の元へ到着します。
いよいよ同化の時、天内理子を天元のところまで行くよう指示する夏油でしたが、もう一つ天内に提案をしました。
それは、天元と同化しないで引き返し、黒井と一緒に家に帰ること。
天元と同化するということは天内自身がなくなる、つまり死を意味します。
死ぬのが怖くない人なんていませんよね。
これを汲み取って、夏油は事前に五条と話し合っていました。
もし天内が同化を拒んだら同化は無し。
夏油と五条は最強なので、天内の未来の保証くらいはすると断言します。
夏油の言葉に安心したのか、天内も本当の気持ちを吐き出し始めました。
「本当はもっとみんなと一緒にいたい」
「もっとみんなと一緒にいたい」
こうなることが分かっていたのでしょう。
夏油はやれやれ、といった様子でみんなで戻ろう、と手を差し伸べます。
その時でした。
銃声がなり、夏油の目の前には頭部を撃ち抜かれて倒れた天内の姿。
銃声がしたほうを見ると五条と戦っていたはずの伏黒甚爾がいました。
では五条はどうしたのか?
五条は、伏黒甚爾が持っていた特級呪具「天逆鉾(あまのさかほこ)」で喉元から腹にかけて切られ、更に足を刺され、ダメ押しで頭を貫通。
この攻撃には流石に五条も倒れます。
ここでひとつ、疑問が湧く人もいるのではないでしょうか?
五条には無下限があるのにどうして刺されたのか?
それは天逆鉾の効果で、発動中の術式強制解除されていたからです。
天逆鉾の効果(発動中の術式強制解除)で五条の無下限は強制解除され、最強を謳っていた五条もやられてしまったというわけです。
伏黒甚爾によって全滅かと思われましたが、五条が反転術式によって蘇ります。
護衛任務の頃の五条は、反転術式どころか、術式反転「赫」さえもできない状態でした。
しかし、死に際で呪力の核心を掴んだことによって一気に覚醒します。
これまでとは比べ物にならないほど強くなった五条。
五条の攻撃によって伏黒甚爾は死亡します。
結果的に天内は死亡したので、護衛任務は失敗に終わりました。
【過去編の結末】呪詛師になってしまった夏油傑
結論を先に言うと、夏油傑は護衛任務後、呪詛師になりました。
そもそも夏油は呪術界に疑問を持っていました。
自分たちが命がけで呪いを祓ったところで何も変わらず、一般人がただ平和に生きていくだけで術師や仲間たちだけがすり減っていく世界。
誰のために呪いを祓うか分からなくなっていたところ、4人の特級の1人・九十九由基と出会います。
九十九は呪霊の生まれない世界を作ろうとしており、そこで夏油に授業を行いました。
元々呪霊とは、人間から漏れ出した呪力が澱のように積み重なって形になったもの。
すると呪霊の生まれない世界の作り方は2つ。
- 全人類から呪力をなくすこと
- 全人類に呪力のコントロールを可能にさせること
さらに術師から呪霊は生まれないことも考慮して、九十九が今やろうとしているのは後者です。
大雑把に言ってしまえば、「全人類が術師になってしまえば呪いは生まれない」のです。
これを聞いた夏油はあるまじき考えを口にします。
「じゃあ非術死を皆殺しにすればいいじゃないですか」
九十九の答えはイエス。
夏油の中で非術師の価値が揺らいでおり、何を本音にすればいいのかわからない状態でこの回答を受けたので、夏油はさらに悩むことになります。そして追い打ちをかけるようにして後輩である灰原雄が亡くなりました。
2007年9月、遂に事件は起きます。
ある村落で神隠しと変死が起き、その原因と思われる呪霊を祓う任務を受けた夏油は、惨い現実を目の当たりにしたのです。
村落ではまだ幼い少女2人(後の奈々子と美々子)が、呪いが見えるというだけで檻に閉じ込められ暴力を受けていました。
これを見て堪忍袋の緒が切れた夏油は、村落の非術師112名を惨殺して逃亡。
村落での事件を機に呪詛師となり、追われる身になりました。
五条悟と夏油傑の関係性は親友
呪詛師になってしまった夏油傑ですが、五条悟とはまぎれもなく親友でした。
性格や考え方の違う2人ですが、何かと馬の合う一緒にいて心地よい存在。
それは互いに別々の道を歩んでも変わらないものだったのでしょう。
だから0巻の最後(映画の最後)、五条が夏油を殺した後、燃やして遺体を処理することができなかった。
例え最強だとしても親友の死はかなり辛かったのだと思います。
五条悟が夏油傑のことを大切に想っていたことは、呪術廻戦0巻(映画)の最後の言葉からもわかります。
関連記事:五条悟が夏油傑に言った最後の言葉は「僕の親友だよ たった一人のね」である3つの理由
【おわりに】【呪術廻戦】五条悟と夏油傑の過去編ネタバレ!親友関係で同期だった最強2人が相反した理由まとめ
五条悟と夏油傑の過去についてまとめました。
五条悟と夏油傑は唯一無二の親友です。
最強の2人でも任務に失敗した過去がありました。
この過去があったからこそ、今の五条悟は最強で、夏油傑は理想に生きることができています。
五条と夏油、2人の過去を知ったうえで劇場版を見ると、また違った視点から物事を解釈できます。
映画を見て、五条と夏油の過去に何があったのか気になっている方もいるかと思いますので、ぜひ8~9巻を読んでみてくださいね。