
呪術廻戦のキャラクターで、五条悟と死闘を繰り広げて死亡した伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)ですが、渋谷事変(単行本11巻)で再登場しています。
しかし、再登場したものの、伏黒恵たちと戦った際に「よかったな」と言い残して自害してしまいました。
このページでは、
- 伏黒甚爾はなぜ復活したのか?
- 伏黒恵に「よかったな」と言い残した理由は?
- 復活したにもかかわらず自害したのはなぜか?
をまとめました。
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伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)が死亡・復活するまでの経緯
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術師の中でも2人といない天与呪縛のフィジカルギフテッド、伏黒甚爾。
呪力を全く持っていない伏黒甚爾ですが、身体能力が秀でているため五条悟とも互角に、それ以上に戦うことが可能でした。
圧倒的な強さを持っていたのになぜ死亡してしまったのか、さらに死亡してしまったのにどうして復活しているのか、不思議なことばかりです。
それでは、伏黒甚爾が死亡してから復活するまでの経緯をひとつずつ追ってみていきましょう。
死んだ理由は五条と戦って致命傷を負ったから
過去編で伏黒甚爾は、五条悟と死闘を繰り広げました。
序盤は伏黒甚爾が優勢でしたが、覚醒した五条悟によって左半身を抉られるほどの威力の攻撃を受けます。
これが致命傷になり、命を落としました。
渋谷事変でオガミ婆の降霊によって復活
五条悟によって殺されたのにその後、復活した理由は渋谷事変で登場するオガミ婆が降霊術を使ったからです。
降霊術というのは、自身や他人を霊媒にして死者をこの世に呼び戻す術式のこと。
術式の行使には降ろしたい人物の一部を体内に取り込む必要があります。
加えて、発動させるためには長い祝詞を読み上げなければなりません。
祝詞を読み上げている間は完全に無防備になるので、自身を守る護衛の人間を付けることが必須条件となるのです。
オガミ婆は、孫と呼ばれる青年を護衛兼霊媒にしていました。
降ろすことの出来る情報は肉体と魂の2種類があります。
「魂が暴走するのを防ぐため、降ろすのは肉体の情報のみ」とオガミ婆は自分にルールを設けていました。
しかし、不測の事態が起きてしまいます。
肉体の情報のみを降ろしたはずなのに、魂の情報まで降りてきて、青年は「伏黒甚爾の情報を持った何か」となってしまったのです。(ここで「伏黒甚爾の情報を持った何か」と表現してあるのは公式ファンブックに表記してあるから。)
伏黒甚爾本人でもなく、霊媒にされた青年でもない、「わからない」存在。
謎に包まれた存在です。
生き返った後、暴走して伏黒恵たちの戦いに乱入
オガミ婆の降霊術は、呪力が尽きたら術が切れる予定でした。
ではなぜ伏黒甚爾の姿をして動き回っているのか。
それは伏黒甚爾にはもともと呪力がなく、呪力切れになることがないからです。
結果的にオガミ婆の降霊術は切れることがなく、肉体(オガミ婆の孫)が魂(伏黒甚爾の魂)に乗っ取られてしまう形となりました。
イレギュラーが重なった暴走により、殺戮人形と化した伏黒甚爾は、強者を求めて伏黒恵たちの戦いに乱入。
圧倒的な強さで陀艮を撃破します。
陀艮を撃破後、一番強い人物を求めて伏黒恵を追う
陀艮を撃破した伏黒甚爾は、更に強者を求めて伏黒恵を追います。
確かに伏黒は禪院家相伝の術式を持っており、呪術のセンスは群を抜いています。
あの五条悟ですら2年の時に術式反転を使えていなかったのに、1年で領域展開を会得するセンス。
発展途上ではあると言え、強いことに変わりはないでしょう。
相手が伏黒恵だと気づいて自害
伏黒恵と戦っている最中、何がトリガーになったかは分かりませんが、伏黒甚爾の回想がはいります。
そこで今、目の前で戦っているのが実の息子であることに気が付き、攻撃が止まったのです。
恵は父親の事を覚えていないので、目の前にいる人物が誰なのかはわかっていません。
唐突に名前を聞かれた恵は、「伏黒」と答えます。
すると甚爾は、「禪院じゃねえのか。よかったな」と言って頭を刺して自害しました。
魂さえも上書きする天与の肉体。
暴走した術式でさえ、伏黒甚爾には敵わなかったということでしょうか。
最後、伏黒恵に「よかったな」と言い残した理由は?
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「禪院家に売り飛ばされなくてよかったな」という意味だと思います。
「よかったな」の前に「禪院じゃないのか」と言っているところから、禪院家に売られていたらろくでもない目にあうことが分かっていたのでしょう。
恵は禪院家相伝の十種影法術を受け継いでいます。
才能大好きな禪院家にとってはまたとない逸材。
禪院家が手放すわけがありません。
簡単に禪院家に預けないためにも五条悟に恵の事を頼んだのかもしれませんね。
伏黒甚爾が自害したのはなぜ?
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伏黒甚爾が自害した理由は3つ考えられます。
- 現世に興味がないから
- 息子・伏黒恵が生きてると知ったから
- 伏黒恵の命を奪わないため
1:現世に興味がないから
1つ目は現世に興味がないから。
公式ファンブックで明かされており、生きている意味がないので自害した、ということが考えられます。
伏黒甚爾は奥さんを亡くしてから自暴自棄になり、やさぐれてしまったようです。
唯一心から愛した人間がいなくなったことで生きる意味を見出せなくなったのではないでしょうか。
とはいうものの、戦っている最中にふと現世に興味がないから死ぬ、なんてことは考えにくいので可能性としては低いのかなと思います。
2:息子・伏黒恵が生きてると知ったから
2つ目は伏黒恵が生きていると知ったからです。
現世に興味がないとは言っていましたが、自分の息子の事は心配していたのではないでしょうか。
五条悟に負けた後、恵の事を若干気にかけているような発言が見られました。
愛する奥さんとの間に生まれた子供だったので心残りではあったようです。
恵が成長していたことを確認したことで、これ以上戦い続けても仕方がないと悟ったのかもしれません。
3:伏黒恵の命を奪わないため
3つ目は息子である恵の命を奪わないため。
伏黒甚爾はかなり強いです。
呪力は持たないものの天与呪縛のフィジカルギフテッド、つまり禪院真希の完成形です。
五条悟も殺されかけています。
更に渋谷での伏黒甚爾は殺戮人形と化していたため、いつ殺していてもおかしくない状況でした。
それを感覚的に認知していたからこそ、恵の命を奪わないために自害したのではないでしょうか。
伏黒甚爾が死亡・復活したのはいつ?コミックス何巻何話?
掲載巻・話数 | 死亡・復活の状況 |
---|---|
9巻の75話 | 1度目の死亡 (五条悟の虚式紫で死亡) |
11巻の95話 | オガミ婆の復活の儀式を開始 |
12巻の98話 | 魂の情報が降りて復活 |
13巻の113話 | 2度目の死亡 (自害) |
【おわりに】呪術廻戦で伏黒甚爾「よかったな」の意味は?一度死亡したのに復活・自害した理由まとめ
今回は伏黒甚爾が死亡した理由と復活した経緯についてまとめました。
五条悟によって一度殺され、後に渋谷事変で肉体の情報のみを呼び戻され殺戮人形となってしまいます。
その後伏黒恵たちの戦いに乱入し自害。
伏黒甚爾が介入されたことによって、戦いの勢いはさらに増すことになりました。