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北海道を舞台にしたサバイバル漫画『ゴールデンカムイ』野田サトル 感想

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週刊ヤングジャンプ連載中

『ゴールデンカムイ』 野田サトル

ゴールデンカムイ 9 (ヤングジャンプコミックス)

“マンガ大賞2016”の大賞受賞でも話題になりましたね。

 

あらすじ

明治時代後期の北海道が舞台。

日露戦争を経験した“不死身の杉元”こと杉元佐一は、一攫千金を目指し北海道へ足を踏み入れる。

そこでアイヌの金塊の噂を耳にする。

アイヌから金塊を奪った、のっぺらぼうという男は、網走刑務所の中で囚人達に入れ墨を彫る。その入れ墨は全てを繋げると1枚になり、金塊の隠し場所を示す手がかりとなる。

その後、体に入れ墨を入れた囚人たちは脱獄。

杉元は囚人のひとりと運よく接触し、手がかりを掴んだが、その直後ヒグマに襲われる。

それを助けたのが、アイヌの少女・アシリパである。

アシリパの父は金塊を奪われ殺されたという事を知り、杉元とアシリパは行動を共にする。

黄金をめぐるサバイバルバトルが今始まる。

 

おすすめポイント

北海道の大自然が舞台

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(出典:ゴールデンカムイ 4巻)

大自然が舞台という事で、熊と戦ったり、鹿や狼、魚、鳥など多数の動物が出てくる。

自然界における動物達の弱肉強食の様子もリアルに表現されている。

春夏秋冬があり、春の植物の芽吹きから冬の凍てつくような寒さの描写もある。

北海道民にとってはなじみのある地名が多く登場する。

 

アイヌについて

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(出典:ゴールデンカムイ 2巻)

漫画を読みながら、アイヌの食生活・狩猟・文化・思考などが楽しく学べる。

その都度、詳しく説明されているのでわかりやすいし読みやすい。

今までよく知らなかったアイヌを身近に感じることが出来る作品である。

ジビエも出てきて、特にアイヌ料理が毎回おいしそうである(例外もあるが…笑)。

 

食事シーンがコミカル

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(出典:ゴールデンカムイ 3巻)

杉元たちの食事シーンには毎回笑わされる。

美少女であるはずのアシリパの顔が崩壊していることがしばしば。

掛け合いの良さも面白さのひとつ。

アイヌの食文化としては当たり前だが、なじみのない杉元には食すのに抵抗がある食べ物も多く、それをアシリパが無理矢理食べさせようとするシーンが特に面白い。嫌そうな杉元の顔を見事に描いている。

 

まとめ

迫力のあるバトルシーンもコミカルなシーンもあり、テンポよく読めます。

ストーリーも作りこまれていて、思わず物語に入り込んでしまう。

読んでみると人気の理由がよくわかります。

なかなか残酷なシーンがあるので、苦手な方は注意が必要です。

主要登場人物のキャクターもしっかりしていますが、それ以外に、この漫画には個性的なおっさんが多く登場します。生命力や野望に満ち、欲望丸出しの個性的なおっさんがところどころで話を盛り上げてくれています。

歴史・民族・グルメ・バトルと様々な要素が入った素晴らしい漫画です。