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バスケの新境地!常識をくつがえすような青春スポーツ漫画『黒子のバスケ』藤巻忠俊 感想

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完結済 全30巻

『黒子のバスケ』 藤巻忠俊

黒子のバスケ 30 (ジャンプコミックス)

スラムダンクを読んでバスケ漫画に満足していた私に、新たなバスケ漫画の楽しみ方を教えてくれた作品です。

 

あらすじ

男子バスケットボールの超強豪校、帝光中学校バスケットボール部。

その中でも天才と呼ばれる5人は『キセキの世代』と呼ばれていた。

しかし『キセキの世代』には5人以外に実はもう1人、“幻の6人目(シックスマン)”が存在していた。

 

月日は流れ、それぞれ別の学校に進学した『キセキの世代』。

 

私立誠凛高校の男子バスケットボール部に入部した黒子テツヤ。

影がうすく、超地味な少年である彼がなんとあの“幻の6人目”だという。

別々の高校に進学し、バラバラになったキセキの世代達が、新たな仲間と共に戦う、青春バスケ漫画。

 

おすすめポイント

影がうすい主人公

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(出典:黒子のバスケ 30巻)

まず主人公である黒子テツヤが、少年漫画の主人公っぽくない。

影がうすくて目立たないし、とびぬけてバスケがうまいわけでもない。どちらかというと、主人公とは真逆の存在。

キセキの世代と呼ばれる他のキャラクターの方が、見た目もスキルも断然主人公っぽい。

一見、脇役のような黒子だが、全然活躍しないというわけではなく、なんと影のうすさを逆手にとった技を得意とする。

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(出典:黒子のバスケ 15巻)

ミスディレクションというこの技は、黒子の性質を存分に生かした、黒子にしかできない技である。

正直「地味な技だな…」と思うかもしれないが、この漫画の中で重要な役割を果たす技である。同時に、黒子が輝く貴重な瞬間でもある。

 

数々の必殺技と“ゾーン ”

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 (出典:黒子のバスケ 15巻)

キセキの世代をはじめとし、様々な必殺技が登場する。

中には、「こんな技使えたら最強じゃないか!?」と思えてしまうものもある。しかし、必殺技の他にさらに“ゾーン”というものがあり、これがまさに最強!

この“ゾーン”に入ると、余計な思考は一切なく、ただ目の前のバスケにだけ集中している状態になり、全ての感覚が研ぎ澄まされる。100%の力を発揮できる完璧な状態になるのだ。

ただ、この“ゾーン”はスタミナを大量に消費するので、そんなに長くは持たないというのが欠点。

こういった技と技のぶつかり合いが毎試合で見られるので、バスケの試合をさらに面白くする。

 

仲間との絆

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(出典:黒子のバスケ 15巻)

団体スポーツでは不可欠となる仲間との絆。

この漫画では特に、「仲間を信じる」ということの大切さが描かれている。

キセキの世代と呼ばれる天才達は、個々が強すぎて、チームワークなんてなくても勝ててしまうほどだったが、バスケの才能を持っていない黒子は、個々の力ではなく、“みんな”で勝とうとする。

 

まとめ

バスケ漫画=スラムダンクというイメージが定着していた私は、この漫画を読んで、人間離れした必殺技の数々に正直驚きました。

でも、この人間離れした必殺技が黒子のバスケの最大の魅力であり、試合の展開をより面白くしています。

すごい必殺技が出てきたと思ったら、さらにその上をいくような必殺技が出てきてハラハラするし、『キセキの世代』と呼ばれている天才達はどんな技を使うのだろうと楽しみながら読みました。

いい意味でバスケの常識をくつがえすような漫画です。きっと度肝を抜かれると思います。