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【感想】『ボールルームへようこそ』は華やかで熱いダンス漫画だった

更新日:

2017年夏にアニメ化し、ますます人気の『ボールルームへようこそ』の見どころを紹介していきます。これから読む方のためにネタバレはあらすじ程度です。

月刊誌ということもあり連載はスローペースですが、今後も応援していきたい良作でした。

 

 

『ボールルームへようこそ』の基本情報

月刊少年マガジン 連載中

コミック:既刊9巻(2017.12.1現在)
作者  :竹内友

 

『ボールルームへようこそ』あらすじ

 平凡な中学生、富士田多々良は社交ダンスの世界と出会い、徐々にその才能を開花させてゆく!

唯一無二のダンススポーツ青春譚!!

(引用:ボールルームへようこそ|月刊少年マガジン|講談社コミックプラス

“何かひとつ胸を張って「好きだ」と言えるものがあったら僕は変われる”

そう思っていた主人公・富士田 多々良は、偶然出会った仙石要に連れられてダンススタジオへ。そこで初めて、競技ダンスというスポーツの存在を知る。

ダンススタジオには、多々良の同級生・花岡雫も所属していた。普段はおとなしい彼女が、別人のように真剣にダンスと向き合っているのを見た多々良は、プロダンサー・仙石要に弟子入りすることに。

ダンス初心者ながらも、たくさんの人に出会い、刺激を受けて技術を磨いていく、多々良の成長の物語。

 

おすすめポイント

美しく迫力のあるダンス描写

ボールルームへようこそ 竹内友

(出典:ボールルームへようこそ 4巻)

 

スポーツ漫画に近いくらい迫力と熱量のあるダンス漫画。

ポージングやステップ、表情、全てにおいて美しいです。

画力があるからこそ描けるスピード感、優雅さ、躍動感。

読んでいると、観客の緊張感や驚きも痛いほど伝わってきて、まるでその場にいるような感覚になり、音楽も聴こえてきそう。

このブログで以前紹介した『四月は君の嘘』にも共通することだけど、音を漫画で伝えるのはすごく難しいこと。

 

 

あとは、衣装にも注目してほしい。

ボールルームへようこそ 竹内友

(出典:ボールルームへようこそ 5巻)

 

社交ダンスという題材だけあって、衣装が華やかなものが多い。

そして大会ごとに衣装が違うので、それを見るのも楽しい。

普段の服装や髪型と、ダンス時のギャップが激しい登場人物が多いので、見ていて飽きない。それにしても、みんなそろって美男美女。

 

社交(競技)ダンスの世界に詳しくなれる

ボールルームへようこそ 竹内友

(出典:ボールルームへようこそ 1巻)

 

作者の竹内友先生は女性の漫画家で、武蔵野美術大学時代に社交(競技)ダンスに出会い、魅了されて、この漫画を描いたそうです。

経験者目線から描くダンス漫画なので、それゆえにダンス中の描写は躍動感と迫力がすごい。

体のラインや筋肉もきれいに描かれていて、さすが美術大学卒業だなぁと感じる画力です。

 

作中では、ダンスの専門用語がバンバン出てきますが、きちんとその都度解説されているので、全くの無知でも十分楽しめます。

もちろん、競技ダンスに携わっているのであれば何倍も楽しめる漫画だと思います。

 

小さい頃に、この漫画を読んでいたら社交ダンスの世界に興味を持っていただろうなって思います。それくらい影響力のありそうな漫画。

ボディラインもきれいになるし、姿勢も良くなる、立ち振る舞いも自然と美しくなる。そしてリズム感も身につく。

若者に人気のヒップホップダンスもかっこいいけど、社交ダンスもこんなに綺麗でかっこいいって事を、この漫画を読んで、もっと知って欲しいと思います。

 

主人公・富士田 多々良がどう成長していくのか

ボールルームへようこそ 竹内友

出典:ボールルームへようこそ 1巻

 

主人公である富士田多々良はダンスの素人。おまけに気が弱く、頼りない。

そんな多々良が、あるきっかけでダンスに出会い、ハマり、少しずつ上達していく。

上達するといっても、まわりのライバル達はもっと小さい頃からダンスを始めているので、レベルが全然違います。

しかし、多々良は素人ながら、類まれなる才能と努力、驚異的な伸びしろ、独自のスタイルを持っている。

それが興味を持つきっかけなのか、多々良は、まわりのライバルや先輩に不思議と認められていく。そして徐々にまわりに影響を与える存在となっていく。

今後、どう変化していくのか楽しみです。

 

 

 

 

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